書名(カナ) | セイセンジョセイズイヒツシュウ |
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ページ数 | 256ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2024年03月10日 |
ISBN | 978-4-16-792194-1 |
Cコード | 0195 |
表現に対し圧倒的に緻密で厳格な姿勢を持ち、美しくも毒々しい文体で綴る唯一無二の随筆。独自の視点で語る、文学、恋愛、性のこと。
わが青春の倉橋由美子 小池真理子
第一部 倉橋由美子の小説作法
性と文学
純小説と通俗文学
インセストについて
小説の迷路と否定性
毒薬としての文学
なぜ書くかということ
青春について
政治の中の死
安保時代の青春
なぜ小説が書けないか
読者の反応
あたりまえのこと
第二部 倉橋由美子の小説批評
『倦怠』について
「綱渡り」と仮面について
青春の始まりと終り──カミュ『異邦人』とカフカ『審判』──
坂口安吾論
英雄の死
吉田健一氏の文章
『日本文学を読む』を読む
澁澤龍彦の世界
百聞雑感
第三部 倉橋由美子の性と死
田舎暮し
ある破壊的な夢想──性と私──
女と鑑賞
性は悪への鍵
誰でもいい結婚したいとき
妖女であること
主婦の仕事
やさしさについて
「自己」を知る
夜 その過去と現在
解説 古屋美登里
略年譜
(本書の初版カバーのクレジットは、正しくは「装画・神坂雪佳・古谷紅麟 編『新美術海』(芸艸堂)より」となります。)
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