ブルースRed 桜木紫乃

770 (税込)
発売日2024年08月06日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) ブルースレッド
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2024年08月10日
ISBN 978-4-16-792259-7
Cコード 0193
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ブルースRed 桜木紫乃

770 (税込)
発売日2024年08月06日
ジャンル小説
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書名(カナ) ブルースレッド
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2024年08月10日
ISBN 978-4-16-792259-7
Cコード 0193

誰にも負けなかった釧路の女が、最後に守りたかったもの

【誰にも負けなかった釧路の女が、裏切りに抗ってでも、最後に守りたかったもの】

父の死という重い十字架を背負った女・影山莉菜は釧路の街を裏社会から牛耳っていた。
だが、かつてのやり方では街を支配できなくなり、後継ぎとして、育ててきた青年も……。
多くの裏切りに直面した彼女が、人生の最後に見た景色とは。
(解説・宇垣美里)

ブルースRed
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担当編集者より

北海道を舞台に人々の生き様を描く作家・桜木紫乃が、最新文庫で『新たなダークヒロイン』を誕生させてくれました。今作の主人公は、釧路の街を裏社会から牛耳る影山莉菜という女性。「男と違って、女のワルには、できないことがない」という亡き父の言葉を胸に懸命に生きてきた。人はいつか死に行く存在であり、莉菜も、「生」に執着はしていない。そんな人生のなかで、数多くの裏切りに直面。それを運命だと受け止めるか、抗って戦うか。釧路の街で、壮絶な人生を過ごした一人の女性を描いた今作は、これまでどんな小説でも読んだことのない「読後感」を味わうことができます。彼女の人生は、幸せだったのか。それとも不幸だったのか。(担当TA)

著者

桜木 紫乃

一九六五年、北海道生まれ。


二〇〇二年「雪虫」でオール讀物新人賞を受賞、〇七年『氷平線』を刊行。一三年『ラブレス』で島清恋愛文学賞、同年『ホテルロヤル』で直木賞、二〇年『家族じまい』で中央公論文芸賞を受賞。『起 タミナル終点駅』『蛇行する月』『ブルス』『それを愛とは呼ばず』『砂上』『孤蝶の城』など著書多数。


近著に『ヒロイン』『彼女たち』(写真中川正子)がある。

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