李王家の縁談 林真理子

792円 (税込)
発売日2024年12月04日
ジャンル小説
商品情報
書名(かな) りおうけのえんだん
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2024年12月10日
ISBN 978-4-16-792306-8
Cコード 0193
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李王家の縁談 林真理子

792円 (税込)
発売日2024年12月04日
ジャンル小説
商品情報
書名(かな) りおうけのえんだん
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2024年12月10日
ISBN 978-4-16-792306-8
Cコード 0193

娘の嫁ぎ先に選んだのは、朝鮮王家

娘に、みじめな思いだけはさせたくない。

皇太子妃への望みが消えた長女・方子(まさこ)を前に、梨本宮伊都子(いつこ)妃は次の嫁ぎ先を考え始める。華族に嫁げば、方子は皇族の身分を離れる。ならば朝鮮王家はどうか。伊都子が目をつけたのは、王世子・李垠(イ・ウン)だった。

「話をしたこともない方と結婚するのは嫌です」

娘は拒む。それでも伊都子は宮内省に働きかけ、縁談を進めていく。娘を少しでもよいところへ嫁がせたい。その親心から始まった話は、やがて皇室と李王家を結ぶ婚姻となる。

その後、伊都子は李王家の王女・徳恵(トケ)の縁談にも関わる。親が決めた結婚なら間違いない。家柄の釣り合う相手なら、きっと幸せになれる。そう信じていた伊都子の前で、結婚した女たちの人生は思いどおりには進まない。

戦争があり、敗戦があり、皇族も王族もかつての身分を失っていく。そして伊都子がテレビで見るのは、皇太子と民間出身の正田美智子の婚約会見だった。

梨本宮伊都子の日記を手がかりに、皇族の縁談の舞台裏と、家柄が女の一生を左右した時代を描く歴史小説。

解説・浅見雅男。

目次

家系図

李王家の縁談

主要参考文献
あとがき
解説 浅見雅男

李王家の縁談
李王家の縁談
李王家の縁談

担当編集者より

娘を少しでも条件のいいところへ嫁がせたい。今ならずいぶん露骨に聞こえるこの親心が、皇室と李王家を結ぶ縁談を動かしていきます。ところが当の娘は嫌がる。親が子どものために選んだ人生は、本当にその子のためなのか。華やかな皇族社会の裏で繰り広げられる、かなり生々しい母娘の物語です。(担当KN)

著者

林 真理子

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で第20回島清恋愛文学賞を受賞。主な著書に『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『最高のオバハン中島ハルコの恋愛相談室』『愉楽にて』などがあり、現代小説、歴史小説、エッセイと、常に鋭い批評性を持った幅広い作風で活躍している。『西郷どん!』が2018年のNHK大河ドラマ原作に。2018年紫綬褒章受章。2020年には週刊文春での連載エッセイが、「同一雑誌におけるエッセーの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定。同年菊池寛賞受賞。2022年野間出版文化賞受賞。近著に『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』『成熟スイッチ』がある。

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