真田武士心得〈一〉 右近純情 井原忠政

803 (税込)
発売日2025年10月07日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(かな) さなだもののふこころえ うこんじゅんじょう
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2025年10月10日
ISBN 978-4-16-792406-5
Cコード 0193
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真田武士心得〈一〉 右近純情 井原忠政

803 (税込)
発売日2025年10月07日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(かな) さなだもののふこころえ うこんじゅんじょう
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2025年10月10日
ISBN 978-4-16-792406-5
Cコード 0193

6歳の孤児が「ただ一人の家臣」になるまで

真田信之が、ただ一人、殉死を認めた家臣。その物語は、6歳の少年が孤児になるところから始まる。

鈴木右近忠重――。

いまではその名を知る人も少ない、実在の真田家臣である。のちに右近は、殉死を禁じていた真田信之が、ただ一人その殉死を認めた家臣となる。

天正17(1589)年。小田原征伐の引き金となった名胡桃城事件で、父・鈴木主水を失った小太郎。やがて母も亡くし、天涯孤独となった少年を受け入れたのが、真田信幸(のち信之と改名)とその妻・稲姫だった。

真田家に仕えるのではない。自分を救ってくれた、2人に恩を返したい。

その一方で、小太郎の胸には、両親を死に追いやった仇敵・中山九兵衛への思いが消えずに残っていた。

主君夫妻への恩と、親の仇。

2つの「純情」を抱えた不器用な少年は、やがて右近と名乗り、一人の立派な武士へと成長していく。

6歳の孤児は、なぜ最後には、主君に命を捧げようとするほどの家臣になったのか。実在した無名武士・鈴木右近の生涯を描く「真田武士心得」、ここに開幕!

目次

序章 そもそもの始まりは聚楽第
第一章 本丸御殿の孤児
第二章 右近、右往左往する
第三章 犬伏の別れ
第四章 己が城を攻める――第二次上田合戦
終 章 長駆、関ケ原まで

右近純情

担当編集者より

鈴木右近忠重という名前をご存じでしょうか。いまではほとんど知られていませんが、実在した真田家臣です。そして後年、殉死を禁じていた真田信之が、ただ一人その殉死を認めた人物でもあります。では、なぜ右近だけだったのか。本作の面白さは、その「最後」を知ったうえで、右近の人生の「最初」から辿ることができる点にあります。物語が始まったとき、右近はまだ6歳。名胡桃城事件をきっかけに両親を失った孤児でした。真田家そのものを愛していたわけでもない少年が、信幸(のちに信之と改名)夫妻と出会い、恩を受け、親の仇を追いながら、一人の武士へと成長していく。この少年が、なぜ最後には信之に命を捧げようとするほどの家臣になるのか。「真田武士心得」の長い物語は、すべてここから始まります。(担当KN)

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