東野圭吾さんのガリレオシリーズ最新長編『永遠の記憶』が、8月5日に発売されます。
これを記念して、「本の話」では発売記念キャンペーン第1弾「あなたとガリレオの記憶」リレーを実施中です。シリーズ既刊10作品の中から、初めて読んだ日のこと、好きな登場人物、忘れられないトリックなど、あなたとガリレオとの特別な記憶を募集しています。
寄せられた記憶の中から、第7回に紹介するのは、25歳女性のGさん。忘れられない一冊は、『禁断の魔術』です。
Gさんにとって本作は、初めて読んだガリレオの長編でした。
「絶対にこのシリーズを追い続ける! と決めた“回帰不能点”です」
長編の中では比較的薄い一冊。「内容もライトなのかな」と軽い気持ちで手に取ったそうです。
ところが読み始めると、ミステリー、ヒューマンドラマ、科学小説の魅力が凝縮されていた。なかでも忘れられないのが、それぞれの誇りと信念、愛がぶつかり合う屋上の場面でした。
「手の震えが止まりませんでした」
そして、Gさんの心に最も強く残ったのが、内海薫です。
それまで「下が入ってくるまでは新人」だった内海が、初めて任された重大な任務を擲(なげう)ち、自らが信じる道を選ぶ。その強さが、いまも頭から離れない、といいます。
「あなたの信じるものを私も信じる、と思える出会いなど、人生に何度あるだろう。一生かけて探したい人生の問題を、この作品からもらいました」
それほど大切な作品だからこそ、誰かにも読んでもらいたくなる。
今年、Gさんが本好きの知人3人に贈った誕生日プレゼントは、すべて『禁断の魔術』でした。
では、『禁断の魔術』を読んだ人に、次にすすめたい一冊は何でしょうか。
Gさんが選んだのは、『ガリレオの苦悩』です。
『禁断の魔術』を読んでから立ち返ると、まだ新人らしさを残していた内海薫が湯川学と出会い、少しずつ「刑事」になっていく姿が見えてくる。Gさんは、後輩の奮闘を見守るような気持ちで読めるといいます。
「自分も学校や仕事を頑張ろうと思えます」
科学トリックの鮮やかさも、『ガリレオの苦悩』の魅力です。
なかでもGさんのお気に入りは、「悪魔の手」。暴走する車のハンドルを二人で握る場面では、後進を導く「先生」としての湯川学と、すべてを見抜く「名探偵」としてのガリレオを、同時に味わえるといいます。
「10回読んでも、まだ面白いです」
『禁断の魔術』で内海薫の覚悟に心を動かされた人は、ぜひ『ガリレオの苦悩』へ。二冊を続けて読むことで、湯川と出会った新人刑事が、どのように自分の信じる道を選ぶようになったのか、その歩みがより鮮明に浮かび上がります。
誰かに贈りたくなるほど好きな一冊。
何度読み返しても、新しい面白さに出会える一冊。
あなたの心に残るガリレオは、どの作品ですか。
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「あなたとガリレオの記憶」リレーの応募締切は、2026年8月31日23時59分。ご応募いただいた方の中から抽選で、図書カードNEXT5000円分(5名様)や、「帝都大学」オリジナルボールペン&湯川学の名刺ステッカーセット(50名様)といった豪華賞品が当たります。
ふるってご応募ください。








