- 2013.09.07
- 書評
パズルで頭と心をスッキリさせよう
文:東田 大志 (パズル研究家)
『〈東大・京大式〉頭がスッキリするパズル』 (東田大志&東大・京大パズル研究会 著)
ジャンル :
#趣味・実用
はじめまして。京都大学の大学院でパズルの研究を行っている東田大志です。京大に通っているのに東大のような名前だとよくからかわれるのですが、なんとこのたび出させて頂いた本のタイトルも、『〈東大・京大式〉頭がスッキリするパズル』となっています。東大の学生と、私たち京大の学生がタッグを組み、最高に面白くて頭に効くパズルの本を考えました。
この本は『〈東大・京大式〉頭がよくなるパズル』に続く第2弾ですが、前作はおかげさまでTVの人気クイズ番組でも繰り返し取り上げられ、10万部のベストセラーになりました。
実は、パズル研究会は東大と京大以外にはほとんど存在しないってご存知でしたか? なぜか不思議なことに生粋のパズル好きはみな高学歴なのです。
私自身、高校時代はパズルに夢中で成績は超低空飛行だったのですが、高3の夏休みに1カ月猛勉強したら、偏差値が20急上昇したのです。これは「知らない間にパズルで培った力のおかげ」と確信しています。
そんな素晴らしいパズルの効能をもっと知ってもらいたい! というパズル愛が高じて、とうとう日本で唯1人のパズル研究家になってしまいました。
さて、みなさんは、パズルと聞いて、どんなものを思い浮かべるでしょうか。ピースを組み合わせて絵を作るジグソーパズルは、だれもが1度は解いたことがあるでしょう。認知症予防のために、クロスワードパズルや数独(ナンプレ)などをよく解いている人も多いと思います。脳トレブームの影響もあり、世の中にはとてもたくさんのパズルがあふれています。
この『〈東大・京大式〉頭がスッキリするパズル』は、今までのパズル本ではなかなか実現できなかった斬新な3つの特長を持っています。
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