2009.05.20 インタビュー・対談

原色の楽園ハワイは人類が誇る無形文化財だ

聞き手: 『本の話』編集部

『色で旅するハワイ』 (山下マヌー 文/高砂淳二 写真)

原色の楽園ハワイは人類が誇る無形文化財だ

山下  今回、色をテーマに、“ハワイ番長”の我々ふたりが、二週間にわたってハワイ中の島々を旅したわけです。

高砂  出発前は、どれだけの色が集まるんだろうと、実はかなり不安だったんです。

山下  ハワイには何十回も行ってるけれど、色がメインの取材はお互いに初めてだったからね。

高砂  実際に現地に行ったら、予想以上にカラフルな写真がたくさん撮れて、びっくりしました。

山下  ハワイのシンボルカラーである虹色を筆頭に、ホワイト、グリーン、ブルー、ピンク、レッド、オレンジ、イエロー、ブラック……。

高砂  それにゴールドやシルバー、セピア色まで撮りましたからね。

山下  色ごとに、ハワイならではの自然や建物、食べ物やグッズを集めた。その成果が、本書『色で旅するハワイ』というわけです。ちなみに、高砂さん、ハワイって北から南まで何kmあるか知ってます?

高砂  さあ……?

山下  ハワイ諸島の主要な島のうち、北のカウアイ島から南のハワイ島まで、約七〇〇km。日本列島(約三〇〇〇km)より全然狭い。でも、その中に、珊瑚礁から原生林、溶岩から雪山まで、ありとあらゆる自然現象が詰まっている。モノの本によると、地球環境の八割がハワイには存在するらしいよ。

高砂  だから、色が豊かなんだ。ハワイ島のマウナケアへは到着した日に行きましたけれど、標高四二〇五mの山頂は一面の銀世界。「ここ、本当にハワイ?」って感じでしたね。

山下  でも、寒かったねー。マイナス一〇℃。手がかじかんでしまって。前日はもっと寒くて、マイナス二〇℃だったらしい。

高砂  その点、僕は防寒対策バッチリで行きましたから。

山下  あれ?  頂上に着いたとたん、小走りだったじゃない(笑)。高山病で倒れるかと思ったけど。

高砂  あんなに寒くちゃ、高山病なんか気にしちゃいられませんよ(笑)。

色で旅するハワイ
山下 マヌー・文 , 高砂 淳二・写真

定価:1890円(税込) 発売日:2009年06月11日

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