山下 今回、高砂さんと一緒に仕事をして、「偶然も実力のうち」を実感した。オアフ島のイオラニ宮殿の撮影に行ったとき、「ここに虹が出たらいいね」って言ってたら、本当に出たのには驚いたし。
高砂 ちょうど雨が降ってきたりして、出そうな予感があったんです。で、時間をつぶしていたら、ポンと出た。
山下 さすが、虹番長。やっぱり、必然のない偶然はないってことですね。オアフ島の出雲大社の鳥居を撮影したときも、ほかの取材が立て込んで日中は行けなくて、日が沈んでから行くハメに。しかし、行ってみると、ライトアップされていて、昼間よりも全然面白い写真が撮れたり。
高砂 普段と違う時間に訪れると、思いがけない写真が撮れることがありますよね。
山下 次の企画で「夜行性ハワイ」ってどう? 結構いいんじゃない?
高砂 赤外線カメラで、ですか。女の子の白い服や下着とか、透けて見えるそうですよ 。
山下 そりゃ、ヘンタイだよ(笑)。あと、高砂淳二ってスゲエなと思ったのは、マウイ島の沖で遊覧船からイルカを撮っていたとき。ほかの観光客は夢中でイルカを追っかけてるんだけど、高砂さんはイルカの動きをずーっと観察して、イルカが来そうなポイントに一人で先に待ってる。そこにイルカが来ないとたんなるマヌケだけど、ちゃんと来るからね。やはり虹とイルカに関しては番長だ、と感服しました。
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