新連載「ガンルージュ」は、いわくつきの過去を持つシングルマザー・秋来律子(あきらいりつこ)と元ロッカーの女性体育教師・渋矢美晴(しぶやみはる)が、韓国要人誘拐事件に巻き込まれた子供達の奪還に立ち上がるノンストップノベルです。
連載のご依頼を頂いて以来、日々漠然と構想を練っておりまして、なんとなく「バディものがいいのではないか」と考えました。しかし単なるバディものでは面白くないので、どうしようかと思案した末、「女性のバディものがいいのでは」と思い至った次第です。
ただし女刑事のバディものではまだまだ先行作品との差別化は難しいとも認識しておりまして、じゃあどうしようかと。
打ち合わせの席上で以上のようなことを調子に乗って喋っているうちに、不意に閃いたのがすなわち『ガンルージュ』であります。
読みどころは、「渋矢先生」の設定でしょうか。このアイデアを思いついたときは愉快でした。
第1回をお読みになった方には自明でしょうが、ある有名作品の有名キャラクターを想起させつつ、人物像は相当違う。即ちまったくの別人であり、私独自のキャラクターになっていると思います。先行作品への敬意と愛情を以て、そういう〈フック〉、あるいは一種の〈ギャグ〉として笑って頂ければ幸いです。
果たして律子と美晴のPTA・教師コンビ(しかもなりゆきで急遽結成)は韓国特殊部隊から子供達を無事奪還できるのか?
波瀾万丈の物語世界をどうかお楽しみ下さい。
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