2014.12.14 ニュース

『はなちゃんのみそ汁』映画化決定! 
広末涼子さん「命をかけて演じたい」

文: 「本の話」編集部

『はなちゃんのみそ汁』映画化決定! <br />広末涼子さん「命をかけて演じたい」

 13万部を記録したベストセラー、この夏24時間テレビでドラマ化されて大きな話題ともなった『はなちゃんのみそ汁』(文春文庫)の映画化が決定し、4日に都内で制作発表が行なわれた。

 乳がんで残された日々を覚悟した母が、5歳の娘と交わした「自分でみそ汁をつくること」という約束。

広末さん、「抱きしめたくなる。素朴でまっすぐなはなちゃんを見て、おみそ汁と共通する、ほっとする温かさを感じました」

 はなちゃんのお母さん、安武千恵さんを演じるのは広末涼子さん。

「脚本を読ませていただいて、たくさん笑い、泣きしました。原作ともテレビドラマとも全然違った映画が出来る予感がしています。はなちゃんはもちろん、はなちゃんのママにも笑い泣きしてもらえる素敵な作品を作れるように精一杯演じさせていただきたいと思います」

 脚本を飛行機の中で読み、涙が止まらなくなったという。

「メイクさんに怒られると思って、空港で保冷剤を買いました。明太子買わないといけないかなと思ったら、50円で売ってくれるんです」

 と笑いをとった後、

「悲しいとか辛いとか苦しいとかではない涙だと私は感じたので、見てくださる方にもそういう気持ちになっていただけるように命をかけて演じたい」

 と、意気込みを語っていた。

 広末さんとは初対面のはなちゃんは感想を聞かれて、

「お母さんは広末さんみたいに、そんなに美人じゃない。でも、笑顔が似てるなあと思います。映画が出来て、見てくれた人たちが台所でみそ汁を作ってくれたら嬉しいです」

はなちゃんお手製のみそ汁。手作りのみそに、出汁はかつおぶしと昆布。油揚げとワカメと豆腐が入っている。

 会見場では取材陣に、はなちゃんお手製のみそ汁が配れ、ほっとする味に和やかな雰囲気が広がった。

 はなちゃんの父、安武信吾さんは、

「千恵と出会って、お互いに少しずつ成長できた。自分の家族の過去や今をさらけ出す作業は勇気がいることだった。観てくださった人が、あんな家族いいね、家族の時間を大切にしたいね、と感じてくださることができれば、きっと千恵も喜ぶと思う。千恵の生きた証にもなる」

 と、期待を表した。

 映画の中で信吾さんは、ちゃらんぽらんだけど一生懸命な男性が、夫になり父親になっていく姿を描かれる予定。はなちゃん役はオーディションで選ばれるが、1000通を超える応募があったという。

 監督・脚本は、阿久根知昭さん。主題歌は一青窈さん。2015年秋全国公開。

はなちゃんのみそ汁
安武信吾・千恵・はな・著

定価:本体580円+税 発売日:2014年08月06日

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