インタビューほか

【対談】さらけのプロみうらじゅんが明かす『週刊文春』編集長とのエロエロな話

みうらじゅん,新谷 学(『週刊文春』編集長)

『ラブノーマル白書』(みうらじゅん 著)

『ラブノーマル白書』(みうらじゅん 著)

 みうら 今の僕とあんまり変わらない歳じゃないかな~(注:山村聰が52歳のときの作品)。

 新谷 そんな原稿を、まさに毎号毎号刻みつけるように書いていただいて。しかも実は「人生エロエロ」ってハードボイルドなんですよね。何度も推敲(すいこう)を重ねていることもあるかと思うんですけど、文章に無駄がない。濃縮されたものが詰まっていて、読み手側に「一行読み飛ばすと伏線を見逃すぞ!」という緊張感を強いてくるんですよ。

 みうら いや、それは文才がないだけで(笑)。

 新谷 こういうエッセイは滅多にないので「心血注いで書いてくれているな」ということが、ビシビシ伝わってきます。

 みうら ビンビンならもっといいんだけどね(笑)。

 新谷 エロの中に笑いあり、ペーソスあり、涙あり。

 みうら この連載の中で、「アパート」と書いている話と「マンション」と書いてある話があるんですが、「アパート」って書いてあるときは“まだ独身の頃”という前提の話なんですが、「マンション」になると既に“結婚後”の話だから、世の中的にはゲス不倫の話なんですよね(笑)。

 新谷 そこは気がつかなかったな~(笑)。でも、連載頼んだ私が言うと怒られそうですけど、さすがに電車の中でみうらさんのページを読んでいて、隣に女性が来ると、ちょっと恥ずかしい。

 みうら 誌面では武田双雲さんの筆文字がバキーンと来て目立ちますからね(笑)。

 新谷 そう、あのタイトルの字が強いんですよ。ちらっと見ただけで、何を読んでいるかすぐわかっちゃう。武田双雲さん、さすがですよね。

 みうら だからってわけじゃないけど単行本は、和田誠さんにお願いして、手に取りやすいかわいい装丁にしていただいたんですけどね。

 新谷 「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」という最初のキメ台詞はどうやって考えたんですか?

ラブノーマル白書みうらじゅん

定価:本体700円+税発売日:2019年05月09日


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