7月10日スタートのドラマ「偽装不倫」に主演する杏さん。4年ぶりとなる連続ドラマ出演を後押ししたのは、東村アキコさん原作だったことも大きいそう。原作マンガの魅力や、ドラマ版の見どころについてお話しいただきました。

東村アキコさんのマンガは『ママはテンパリスト』に出会ったのが最初で、それから『海月姫』『かくかくしかじか』『美食探偵 明智五郎』……ほとんど全部読んでいます。『雪花の虎』は、父(渡辺謙)が新潟出身で上杉謙信から「謙」と名づけられたということもあり、東村さんが描く謙信女性説を興味深く読んでいます。
どの作品も読んでいてグサッとくる鋭い視点があったり、ものすごく笑える部分があったり、泣ける部分があったり、多面的なところが魅力。脇役も個性豊かで、もし実写化したらこの役もあの役もやりたいなと夢を膨らませていたので、まさか主人公をやらせていただけるとは、本当に嬉しいです。