- 2020.07.22
- ニュース
7月30日発売のミン・ジン・リー『パチンコ』をnoteで1・2章を先行公開!
アメリカで100万部を突破し、全米図書賞最終候補となった大作、ついに邦訳成る!
ジャンル :
#小説
アメリカで100万部を突破した、ミン・ジン・リー『パチンコ』。
1910年、釜山沖・影島(ヨンド)で幕を開け、大阪・鶴橋、横浜、長野、ニューヨークへと多数のエピソードをあやつりながら、圧倒的な物語の力で1989年の東京での閉幕まで一気に読ませる大作。アメリカでは普遍的な移民文学として好評で迎えられ、現代文学最大の賞のひとつである「全米図書賞 National Book Award」最終候補となった。
7月30日の発売を前にnoteで特別限定公開します!
[公開期間] 7/22(水)12:00~8/21(金)12:00
※好評につき9/23(水)12:00まで期間を延長しました!
公開終了いたしました。
※本の話noteでは、担当編集者が本作の魅力を語る「ベテラン翻訳編集者がやっと出会った、超ド級の物語」を公開しております。本作とあわせてお楽しみください。
内容紹介
4世代にわたる在日コリアン一家の苦難にみちた80年を描く壮大な物語。
日本に併合された朝鮮半島、釜山沖の影島(ヨンド)。下宿屋を営む夫婦の娘として生まれたキム・ソンジャが出会ったのは、日本との貿易を生業とするハンスという男だった。見知らぬ都会の匂いのするハンスと恋に落ち、やがて身ごもったソンジャは、ハンスには日本に妻子がいることを知らされる。許されぬ妊娠を恥じ、苦悩するソンジャに手を差し伸べたのは若き牧師イサク。彼はソンジャの子を自分の子として育てると誓い、夫婦となって大阪の鶴橋に渡ることになった。劣悪な環境のなか戦中の大阪を生き抜き、二人の息子を育てあげたソンジャだが、そこへハンスが姿をあらわした。日本の裏社会で大きな存在感をもつハンスは、いまもソンジャへの恋慕の念を抱いていた——
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(特別限定公開は下記バナーより「本の話note」でお楽しみください)
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