- 2021.02.22
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髙見澤俊彦、小説第3弾を「オール讀物」で連載スタート! ――戦国武将や特撮を愛するファミリーを描く
文:「オール讀物」編集部
最新作「特撮家族」の主人公は朝倉義景好きの歴女!
ジャンル :
#小説
2月22日発売の「オール讀物」3・4月合併号より、日本を代表する音楽アーティストでTHE ALFEEのリーダー、高見沢俊彦さん(筆名:髙見澤俊彦)の新連載小説「特撮家族」がスタートした。
髙見澤さんの小説作品は、2018年刊行の『音叉』、2020年刊行の『秘める恋、守る愛』(いずれも文藝春秋)に続く第3作。
最新作「特撮家族」の主人公・田川美咲は、戦国武将――中でも越前朝倉家最後の当主・朝倉義景が大好きで、日々のあらゆる出来事を歴史の事象になぞらえてしまう筋金入りの歴女。また銀行総合職として融資課の一線で働くビジネスパーソンでもある。いっぽう美咲の父・洋介は、神道を研究する大学教授で、なぜか特撮怪獣にも造詣が深く、自宅には所狭しと怪獣フィギュアが並んでいる。そう、田川家は、そろって何かの「オタク」なのだった。美咲は後輩に誘われたIT関連会社との合コンで、朝倉氏と同じ福井出身という戸塚颯太郎と出逢う。美咲の胸の中で、恋のほら貝が鳴り響こうとしていた――!?
処女作『音叉』では1973年の東京でロックバンドを組む大学生たちの熱い青春を描き、第2作『秘める恋、守る愛』ではドイツ・ミュンヘンを舞台に50代の夫婦とその娘の愛のかたちを描いた髙見澤さん。
3作目となる「特撮家族」では、戦国武将を愛する主人公を軸に、これまでにない家族小説にチャレンジする。
髙見澤さんからは、次のようなコメントが寄せられた。
「自分からかなり離れた主人公を設定し、いっぷう変わった家庭を舞台に、親子の分断、恋の分断をユーモアとペーソスを交えて描いていこうと思います。今までの2作と違い多少ファンタジー要素も入れ込んでみました。前作とはまったく違う展開を楽しんでもらえたらうれしいです」
1作ごとに新しい世界を切り開いていく“髙見澤ワールド”から目が離せない。
「特撮家族」は今後、2~3か月に1回のペースで小説誌「オール讀物」に不定期連載される。
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