ミュージシャンの渡會将士(わたらい・まさし)さんの初となる小説作品『西の果てのミミック』が7月15日(木)に発売となる。
夜の港でずぶ濡れの女と出会った男を主人公とする本作は、和、中華、オランダの文化が入り乱れる長崎を舞台にしている。オールドムービー、歴史、オカルト、グルメがちゃんぽんになって、物語は奇妙なキメラへと姿を変えてゆく。
著者の渡會将士さんは、1981年生まれ。これまでに200曲以上の詞を世に送り出してきたミュージシャンならではの、鮮烈な小説が誕生した。長崎は、渡會さんが自身のライブでたびたび訪れており、また、「長崎は雨だった」という歌も作るほど、ゆかりの深い土地でもある。著者が肌で感じた長崎の魅力をふんだんに盛り込んだ一作となっている。
作家・竹宮ゆゆこさんによる推薦コメント
「なにもかも置いていく、なんてできない。でも抱えたままでもいられない。さまよう大人の不思議な旅は、すこし寂しい。愛おしい。」
主人公の不思議な旅路の行方を、ぜひお読みいただきたい。
渡會将士(わたらい・まさし)
1981年生まれ。埼玉県出身。2001年、東京にてメンバーと共にFoZZtoneを結成。2007年メジャーデビュー。2015年3月活動休止。2012年に初のソロ作品を発表後、精力的にソロ活動を展開。「マスターオブライフ」など数々の作品を世に送り出す。2015年、菊地英昭氏がプロデュースするプロジェクトbrainchild’sのヴォーカルとしてオファーを受け、作詞も担当している。
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渡會将士公式サイト https://wataraimasashi.com/
【PEACE-MAKER STORE】https://peace-m.jp/(ストア予約特典あり)
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