日本がなんだか辛いな、苦しいなと思っている方のための本
一見不便で給与水準も低いのに、楽しそうな人が多いマレーシアという東南アジアの国。この国で学んだ人生を楽しく暮らす方法を紹介します。
野本さんは子どもを産む前、「こうすべき」が多い人間ででした。
――子どもが引きこもりになったらどうしよう
――不登校になったらどうしよう
――いじめられたらどうしよう
と不安でいっぱいでした。「子育ては親の自己責任で」とか「子どもをちゃんと育てられないのなら産むな」と言う人もいて、「そんなの産んでみないとわからないよ。きっついな」と思っていたそうです。そんな中で「嫌なら転校すればいいだけ」というマレーシア人や「子育てはテキトーでいい」とする日本人たちの存在は光明に見えたそうです。マレーシアに住んでみて気づいたのは、世界は自分が思ってるよりさらに広くて多様だということ。日本はかなりユニークで変わった文化だということでした。マレーシアに来て数えきれないほど様ざまな失敗をし、
――ほとんどのことには正解がない
――他人に期待しないと怒らなくて済む
――他人はコントロールできない
――精神のコントロールは自分でする
――白黒つけるのをやめる
――80%くらいの完成度で世の中に出す
――スピードの方が大事
――他人を助けると自分に返ってくる
といったことを現地の人々から教えてもらい、ずいぶん生きやすくなったそうです。
日本人は圧倒的に「ちゃんとしなくては」で苦しんでる人が多すぎる。しかし世界を見ると、そこまで厳しく緻密さや正確さは求められていないのです。海外進出する企業や学校教育の現場において、感情をコントロールすることの大切さをユニークな視点で書いたエッセイ。
発売ラインナップ (2023/2/5~2023/2/11)
発売日のリンクをクリックするとGoogleカレンダーの登録画面が表示されます
-
- タイトル
- 北関東「移民」アンダーグラウンド
- 著者名
- 安田峰俊
- 発売日
- 2023/02/06
- 作品紹介
- ベトナム人不法滞在者たちの地下ネットワークへの突撃ルポ!
北関東に地下茎の如く張り巡らされたベトナム人不法滞在者のネットワーク。ラスボス「群馬のアニキ」の正体は? 体当たり潜入ルポ。
-
- タイトル
- 「まあいっか」で楽に生きる本
- 著者名
- 野本響子
- 発売日
- 2023/02/06
- 作品紹介
- 日本がなんだか辛いな、苦しいなと思っている人のための本
日本から、住みやすさ世界一のクアラルンプールに教育移住した著者。「ちゃんとする」を捨てて人生を楽しく暮らす方法を教えます!
-
- タイトル
- ラーメンカレー
- 著者名
- 滝口悠生
- 発売日
- 2023/02/07
- 作品紹介
- 35歳。もう、若かった頃のように若くはないのだ
9.11、日韓WC、貧乏一人旅、サークル同期のあの子――青春の記憶はあらゆる所で飛び出して、あらぬ所へ誘いだす。連作短篇集。
-
- タイトル
- 私のことを憶えていますか12
- 著者名
- 東村アキコ
- 発売日
- 2023/02/08
- 作品紹介
- 本当にこのまま結婚してもいいの――?
遥は猫作との結婚に向け動き出し、SORAは大役に挑み俳優として躍進。一方アランは、3人をめぐるスキャンダル調査を進めていた。
-
- タイトル
- パーマネント・ブルー
- 著者名
- 橘ケンチ
- 発売日
- 2023/02/08
- 作品紹介
- 圧巻の青春小説、EXILE橘ケンチついに小説家デビュー!
ダンスに焦がれ、人生を懸けると決めた。昂る想いを胸に、夢を追った。実体験をもとに紡がれた、狂おしいほどに熱い日々の物語。
-
- タイトル
- 完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件
- 著者名
- 小野一光
- 発売日
- 2023/02/08
- 作品紹介
- 7人が惨殺された「最凶事件」全真相
福岡県北九州市で7人が惨殺された“最凶事件”発覚から20年。事件を追い続けてきた筆者が徹底的に描く「地獄の連鎖」全真相。
-
- タイトル
- シャイロックの子供たち
- 著者名
- 池井戸潤 よしおかちひろ
- 発売日
- 2023/02/09
- 作品紹介
- その日、銀行は戦場に変わる
映画2023年2月17日公開。池井戸潤による原点にして最高峰とも言えるベストセラーミステリー小説、コミカライズ。
-
言葉が遅くて普通の小学校に入れなかったが…オックスフォードで修士号を得た自閉症の男性が「人と話すこと」に抵抗がなくなるまで
2023.01.27文春オンライン -
司法が裁けないのなら、他の誰かが始末する――現代版“必殺”誕生!『祝祭のハングマン』(中山七里)
-
恋愛文学の第一人者が、ポストコロナ時代のエロティシズムの到達点へ――『ある愛の寓話』(村山由佳)
-
1年前に殺人事件が起きた踏切を調べる記者…「幽霊としか思えない現象」に遭遇した時、メディアはどんな対応をするか
-
スクランブル交差点で起きた無差別通り魔事件。その後、被害者と加害者は――『罪の境界』(薬丸岳)
-
映画『ラーゲリより愛を込めて』原作者・辺見じゅん。父であり角川書店創業者・源義との「死後の親子」関係とは!?
-
『赤毛のアン論』松本侑子・著
ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。
応募期間 2024/11/20~2024/11/28 賞品 『赤毛のアン論』松本侑子・著 5名様 ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。