ピアニスト・藤田真央さんの初著作『指先から旅をする』が、12月6日に刊行されました!
25歳にして、いま世界で最も注目されるピアニストと言っても過言ではない藤田さん。
その2年間の軌跡を自らエッセイで綴られています。

玉城ティナさんより、本書への推薦コメントが届きました!
ひょいひょい、っと海を渡り、高い山を簡単に登るように見えていた彼の旅のお裾分けをしてもらっているようで。
ただ、ページをめくれど、めくれど、そこにマジックの種明かしなんてなかった。
藤田さんの、1日を大切に生きる姿勢、重ねていくと厚みが出るという事。忘れてしまいそうになる当たり前の事に触れられ、息を深く吸い込める気がした。
日記帳を読んでいるようで、あ、これは読まされているんだな、と。
観客に応えるのは当たり前だろう、という私達の目線や期待まで見透かされているようだった。
文章の所々に感じる細やかな調整。ことばを当てはめる嘘のなさ。
彼自身が信じている揺るがないリズムが最後まで気持ちよかった。
これからも、なんだって操って見せてくれる事を、楽しみにしています。
各界からあたたかいメッセージを頂いています!

見出し画像:小野祐次