中国サスペンス小説の第一人者、蔡駿さん初の来日イベントが開催されます!
二十代でデビューし、すでに多くの作品が映像化され、欧米やアジアで翻訳されている、〈中国のスティーヴン・キング〉の異名を持つベストセラー作家です。
2023年に著者の代表作『幽霊ホテルからの手紙』(原題「幽灵客栈」)、『忘却の河』(原題「生死河」)が邦訳され、「2024年版 このホラーがすごい!」海外編でそれぞれ第4位、第13位にランクインするなど大いに話題を呼びました。
今回は三津田信三、三橋曉、舩山むつみのお三方をゲストにお招きして、ゴシックホラーからミステリ寄りのサスペンスやハードボイルドまで幅広い蔡駿さんの作品世界と創作の裏側について大いに語っていただきたいと思います。
トークショーの後にはサイン会を開催します。あわせてご参加ください。
*蔡駿さんから日本の読者のみなさまへのメッセージ
日本の読者の皆様へ――
東京のイベントにお越しいただける方も、いただけない方も、ご愛読ありがとうございます。ご出演いただく三津田信三様、三橋曉様、舩山むつみ様(舩山さんの美しい日本語訳に心より感謝申し上げます)、ご観覧いただけるみなさま、本当に有難うございます。
中国と日本の文学交流には長い歴史があり、私が日本で翻訳出版させていただいた『幽霊ホテルからの手紙』と『忘却の河』という二つの作品にも、中日両国の間で共通する多くの文化的背景が含まれています。
このイベントを通じて、日本の読者のみなさまに私の作品と現代中国文学についてもっと知っていただければ幸いです。
主催者 | 中国現代文学読者会/株式会社文藝春秋 |
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日時 | 11月2日(土)14:00~16:00 |
場所 | 日本出版クラブ 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-32 電話 03-5577-1771 |
入場 | 無料 ※来場者全員に書籍(『幽霊ホテルからの手紙』)とハーブティー1箱プレゼントします。 |
お申込み | https://caijin-event.peatix.com/ |
蔡駿(さい・しゅん)
1978年中国上海市生まれ。22歳で小説の発表を始める。中国の悬疑小説(サスペンス小説)の第一人者で、その全作品の累計発行部数は1500万部を超える。「中国のスティーヴン・キング」と呼ばれ、多くの作品が英語、フランス語、ロシア語、韓国語、タイ語、ベトナム語などに翻訳され、映像化された作品も多い。2023年に『幽霊ホテルからの手紙』『忘却の河』が邦訳され、「2024年版 このホラーがすごい!」海外編でそれぞれ4位、13位にランクインした。
三津田信三(みつだ・しんぞう)
2001年『ホラー作家の棲む家』(文庫化に際し『忌館』と改題)でデビュー。『山魔の如き嗤うもの』で「2009本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞受賞。「2017本格ミステリ・ベスト10」の20周年企画で、『首無の如き祟るもの』が20年間のベストに選出された。ホラーとミステリを融合させた作風で人気を博す。
三橋曉(みつはし・あきら)
1955年、東京都生まれ。コラムニスト、文藝評論家。ワセダミステリクラブに所属していた大学在学中に、「本の雑誌」でライターデビュー。その後、ミステリやホラー関連の書評や文庫解説などを多数執筆。守備範囲は国内外のエンタテインメント小説とミステリ映画。
舩山むつみ(ふなやま・むつみ)
翻訳家。東北大学文学部、慶應義塾大学法学部卒業。訳書に紀蔚然『台北プライベートアイ』『DV8 台北プライベートアイ2』、トレヴァー・モリス/莫理斯『辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿』、ヴァシーム・カーン『チョプラ警部の思いがけない相続』など。
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