作品
お金を振り回すと世界はボコボコになる。この国が何事も本気じゃないのは数字ひとつ測れないからだ。虫を愛するふたりの文明対談。
30年以上前に書かれた立花隆氏のキリスト教観の一端を表す幻の原稿を収録。南米の「神の国」で立花氏は何を見て、何を感じたのか。
絶対王政の時代、王のいない共和国オランダでは市民生活が凄まじく輝いていた。フェルメール、レンブラント他40点の名画で紐解く。
絶対王政の時代、王のいないオランダでは市民生活が凄まじく輝いていた。フェルメール、レンブラント他40点の名画で紐解く。
山口組がなぜ分裂し現在どのように対立しているのか。抗争を繰り広げる暴力団と取り締まる警察の双方を取材する筆者によるレポート。
時は2004年、貫多は小説「けがれなき酒のへど」でついに文壇にデビューする。奮戦する新進作家の日々を描く遺作長篇1000枚。
かけがえのない人間関係を失って傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを真摯に問いかける短編集。
スターアナウンサーに「不倫疑惑」が浮上。同僚たちにも、次々とスキャンダルが降りかかる。彼女たちに迫るテレビ局の「闇」とは?
「すべての上に死がやってくる」――蒙古の王に囲われた女・ナンが自らの欲望に気づくとき、メナムの街は滅びに向かいはじめる。
大和から遠く離れた地に生まれ異例の形で即位した天皇。そしてその死も深い闇に包まれている。現代天皇家の祖はどんな人物なのか
責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望……昭和の代表的軍人22人を俎上に載せて、敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す
歴史を一から押さえたい。うろ覚えの年号や用語をすっきり理解したい。キホンのキから歴史の醍醐味まで、本郷日本史の決定版。
古くて新しいケアの視点、生殖と中絶の問題、同性婚の行方、ヘルシーな性教育――フェミニズムの歴史と意義を学び直す格好の入門書!
通常の人口学とは違い、過去の「家族」のあり方を描く歴史人口学の最良の入門書。そこから「日本の多様性」が見事に浮かび上がる!
〈納棺夫〉とは、永らく冠婚葬祭会社で死者を棺に納める仕事に従事した著者の造語である。「生」と「死」を静かに語る、読み継がれるべき刮目の書。(序文・吉村昭 解説・高史明)
大坂の貧民救済に立ち上がる大塩父子と、それを助ける光武利之。剣豪小説としての魅力も豊かに幕末前夜を活写した会心の歴史小説
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。