作品
「俺は家で死ぬ」。実家でひとり暮らしする父は病院や施設に入ることを拒み続けた。遠距離介護した娘と父のリアルな泣き笑い奮戦記。
最後にぼくはこう言いたい――。亡くなって今夏で三年になる妻・澄子さんへの思いをはじめ、欽ちゃんの名言満載のエッセイ集。
17歳で喜劇役者の石井均に弟子入りし、翌年に吉本新喜劇へ。ヘレン夫人との出会い、歴代総理との交流など秘話満載。
ドナルド・キーンが知りたければ、その作品と直に向きあうほかない。晩年の20年を伴走してきた翻訳者による、初の評伝と作品論。
将棋界を席巻する天才・藤井聡太。その師匠である著者が、瞬く間に棋界の頂点に立った弟子との交流をユーモラスに明かすエッセイ集。
中国韻文史上、最も優美な北宋婉約詞の魅力を解析! その根拠を現代の異常心理学の視点から照査する。
高齢ドライバーの重大事故は認知症が原因とされているが、実はそれだけではない。老化がもたらす低血糖の危険を看過してはいけない!
妊娠・出産、育児の壮絶体験を包み隠さず綴り、家族の在り方を問いかけ、切実な願いを込めた、爆笑&感涙の傑作書き下ろしエッセイ!
芸人になると決意した日のこと、歌への想い、家族の話、これまで隠してきた過去……。素の自分をさらけだして綴った自伝的エッセイ。
『吾輩は猫である』から『しらふで生きる』まで、文学の隣にはいつも酒がある。のんべえ心に刺さるツボな選書で味わう読書エッセイ。
2014年、悪性リンパ腫が発覚した高倉健。それでも何より仕事のことを考える男に、養女・貴月は懸命に尽くした。その格闘の一年。
世間騒然! 我らがマリコが母校日本大学の理事長に電撃就任。常に我々の想像を超えた行動をするマリコから、今年も目が離せない。
業界の表裏を知り尽くした92歳の演出家が、現今のエンタメの在りように対し、かくあれかしの思いで綴る異論と提言。
羽生善治の震える中指、高橋大輔の首の美しさ、ゴリラの背中、赤ん坊の握りこぶし――身体が眩く光る瞬間を切り取る、静謐な眼差し。
ふと心に浮かぶ思い出を静謐で柔和な筆致で綴る随筆集。
失語症になった著者が、テープに残されていた手術前後の家族との会話や関係者の証言を織り込んで自ら綴った渾身のノンフィクション。
「文藝春秋」創刊以来の名物として続く巻頭随筆から、選り抜き百篇を集めた一冊。芥川龍之介をはじめ、日本最高峰の文筆家がずらり。
村上さんはクラシック音楽をこんなに愛しているのかと驚きをもって迎えられた書物の第2弾。よりマニアックになって帰ってきた。
古代ギリシャから西洋哲学の歴史を紡ぎ直し、認知科学、さらに夏目漱石へと至る。若き独立研究者が切り開く、心と人類の新たな地平。
NHKで自伝風エッセイのドラマが放送中の松尾諭さんの第二作目は「恋」。告白しては振られを繰り返すも、隣にいるのはいつもーー。
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