豪華執筆陣が紡ぐ、奇譚アンソロジー
それは不思議な夢か? それとも妄想か? あなたが今見ている世界は本物ですか…。十人の豪華執筆陣による奇譚小説アンソロジー。
著者
窪 美澄
1965年東京生まれ。2009年「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』が、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞第2位に選ばれる。また同年、同作で山本周五郎賞を受賞。12年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞、19年『トリニティ』で織田作之助賞を受賞。22年『夜に星を放つ』で直木賞受賞。その他に『やめるときも、すこやかなるときも』『じっと手を見る』『夏日狂想』『夜空に浮かぶ欠けた月たち』『ルミネッセンス』など著書多数。
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阿部 智里
1991年群馬県前橋市生まれ。2010年早稲田大学文化構想学部に入学。12年『烏に単は似合わない』が史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞。17年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く壮大な異世界ファンタジー「八咫烏」シリーズは現在は第2部へと突入、外伝も含めて『望月の烏』で12冊を数える。19年『発現』(NHK出版)刊行。松崎夏未氏が『烏に単は似合わない』をWEB&アプリ「コミックDAYS」(講談社)にて漫画連載、2020年6月全4巻が完結。現在「コミックDAYS」にて『烏は主を選ばない』が同氏によって連載中。現在、中台露ほかで翻訳進行中。
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