高荷を背負って江戸の町を巡るおせん。板木盗難や幽霊騒ぎ、幻の書物探しなど様々な事件に巻き込まれながら好事家たちに本を届ける!
1973年愛知県生まれ。名古屋女子大学短期大学部卒業。青森県在住。2020年「をりをり よみ耽(ふけ)り」で第100回オール讀物新人賞を受賞。2022年、受賞作を収録した初の単行本『貸本屋おせん』を上梓し、第12回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞。著書に『無間の鐘』『春のとなり』『梅の実るまで―茅野淳之介幕末日乗―』(第38回山本周五郎賞候補作)『往来絵巻 貸本屋おせん』などがある。
オール讀物新人賞を満場一致で受賞した、高瀬乃一さんのデビュー作『貸本屋おせん』 。板木盗難や幽霊騒ぎ、幻の書物探しなど、様々な事件に巻き込まれながら、好事家たちに本を届ける貸本屋の女主人・おせんの活躍が共感を呼び、日本歴史作家協会新人賞にも輝きました。
本作がいよいよ待望の文庫化&シリーズ第2作目となる『往来絵巻 貸本屋おせん』 が発売! 文庫解説を担当した久田かおりさんに、改めて貸本屋おせんの魅力を伺いました。
◇ 🎙 ◇
2020年に中編「をりをり よみ耽り」でオール讀物新人賞を受賞した高瀬乃一さん。2年かけてコツコツ作品を書き続け、ついに『貸本屋おせん』で単行本デビューすることになりました!(11月25日発売)
舞台は文化年間の江戸浅草。幼くして天涯孤独の身の上になり、本が好きでたまらず、女手ひとつで貸本屋を営んでいる〈おせん〉の奮闘を描きます。彼女が本にまつわる事件を次々に解決していく本書は、まさに〝江戸ビブリオ捕物帖〟。新たな才能をぜひチェックしてみてください!(聞き手:オール讀物編集部)
◇ 🎙 ◇
文庫化されるやたちまち「重版」(良い意味の)が決まった高瀬乃一さんの『貸本屋おせん』。ちょうどシリーズ第2弾『往来絵巻』が刊行されたタイミングでもあり、著者を囲んで「文春時代小説クラブ」の例会を開催しました。江戸出版界のニューヒロインにして、行く先々で事件を呼び込んでしまう「おせん」とはいったい何者なのか……? 江戸ビブリオ捕物帖の魅力に迫る楽しい著者&編集者トークです。
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。
ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。
雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。
書店から
次々と応援の声!
(くまざわ書店錦糸町店)
(精文館書店中島新町店)
(八重洲ブックセンター営業部)
(北上書房)
(ジュンク堂書店池袋本店)