書名(かな) | かしほんやおせん |
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ページ数 | 240ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2022年11月30日 |
ISBN | 978-4-16-391627-9 |
Cコード | 0093 |
【好評3刷! シリーズ化決定!】
第100回オール讀物新人賞を満場一致で受賞した著者が、満を持して送り出す初の作品集。第12回日本歴史時代作家協会賞新人賞受賞。
選考委員の村山由佳氏が”読み終えるなり「参りました」と呟いていた”と選評に記した受賞作「をりをり よみ耽り」の世界を5篇の連作で展開する。
物語の舞台は、文化年間の江戸浅草。女手ひとつで貸本屋を営む〈おせん〉の奮闘を描く。盛りに向かう読本文化の豊饒さは本好きなら時代を超えて魅了されることでしょうし、読本をめぐって身にふりかかる事件の数々に立ち向かう〈おせん〉の捕物帖もスリルに富んでいます。
第99回オール読物新人賞受賞作、由原かのん『首ざむらい 世にも怪奇な江戸物語』も同時発売。
オール讀物新人賞を満場一致で受賞した、高瀬乃一さんのデビュー作『貸本屋おせん』 。板木盗難や幽霊騒ぎ、幻の書物探しなど、様々な事件に巻き込まれながら、好事家たちに本を届ける貸本屋の女主人・おせんの活躍が共感を呼び、日本歴史作家協会新人賞にも輝きました。
本作がいよいよ待望の文庫化&シリーズ第2作目となる『往来絵巻 貸本屋おせん』 が発売! 文庫解説を担当した久田かおりさんに、改めて貸本屋おせんの魅力を伺いました。
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2020年に中編「をりをり よみ耽り」でオール讀物新人賞を受賞した高瀬乃一さん。2年かけてコツコツ作品を書き続け、ついに『貸本屋おせん』で単行本デビューすることになりました!(11月25日発売)
舞台は文化年間の江戸浅草。幼くして天涯孤独の身の上になり、本が好きでたまらず、女手ひとつで貸本屋を営んでいる〈おせん〉の奮闘を描きます。彼女が本にまつわる事件を次々に解決していく本書は、まさに〝江戸ビブリオ捕物帖〟。新たな才能をぜひチェックしてみてください!(聞き手:オール讀物編集部)
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文庫化されるやたちまち「重版」(良い意味の)が決まった高瀬乃一さんの『貸本屋おせん』。ちょうどシリーズ第2弾『往来絵巻』が刊行されたタイミングでもあり、著者を囲んで「文春時代小説クラブ」の例会を開催しました。江戸出版界のニューヒロインにして、行く先々で事件を呼び込んでしまう「おせん」とはいったい何者なのか……? 江戸ビブリオ捕物帖の魅力に迫る楽しい著者&編集者トークです。
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