作品紹介

舞台の書き割りのように嘘っぽく、突き破って奥へ進んでもまた別の書き割りが
現れるこの世界で、翻弄される人間たちもまた、その書き割りの一部のように描いた。
作り物に徹するその絵には乾きのおかしみがあり、胸に深く迫ってくるのだ。

本作は高度に複雑化し、現実より「作られた現実」の出来事が強い力を持つ
社会を生きる現代人の感覚を強く意識する。(「読売新聞」5月28日、文芸月評より)

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現実が終わり、伝説も終わる――

作家・阿部和重の東京の自宅に、ある夜、招かざる客が
瀕死の状態で転がり込んできた。

その男・ラリーの正体は、CIAケースオフィサー。
目的は、地下爆発で国会議事堂が崩落したことにより首都機能が移転され、
新都となった神町に古くから住まう菖蒲家の内偵。
新都・神町にはまもなく、アメリカ大統領オバマが来訪することになっていた。

迫りくる核テロの危機。
新都・神町に向かったCIAケースオフィサーと、幼い息子を連れた
作家は、世界を破滅させる陰謀を阻止できるのか。

『シンセミア』『ピストルズ』からつづく神町トリロジー完結篇。
作家、3歳児、CIAケースオフィサーによる破格のロードノベル!

商品情報
書名(カナ) オーガニズム
ページ数 864ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2019年09月25日
ISBN 978-4-16-391097-0
Cコード 0093

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