沖田修一監督が長編映画デビュー20周年に書下ろした小説『さとこはいつも』。同名映画も公開中ながら、本作はそのノベライズではなく、監督が一から書き上げた完全オリジナル小説です。
脚本には書き切れない“さとこ”たちの存在に気づいた監督の筆には、あふれ出る3人のさとこたちの息遣いが宿っています。映画には登場しないエピソードも盛りだくさん。
本ページでは、そんな一冊に関するインタビューや豪華イベントレポートなどを一挙ご紹介! 本を読む前にも、後にも、存分にさとこの世界に浸ってください。
『さとこはいつも』あらすじ
中井聡子、中学2年生。じりじりと迫りくる高校受験を薄目で見ながら、昼休みには屋上で友人たちと恋バナに花を咲かせ、放課後になれば、渋々入ったソフトボール部で嫌々ライトを守る(※ボールが飛んでくると逃げる)日々だ。
西田沙都子、35歳。韓国カルチャーと姪っ子をこよなく愛し、映画配給会社でしゃにむに働く。隠れた名作を世に広めたい! という初心はどこへやら、山積みの仕事に忙殺され、現実を知るうち、無難でより広くウケそうなコピーばかりひねり出すようになってしまった。
飯島里子、55歳。毎朝3人の息子のお弁当作りに精を出し、あっという間に20年が経った。三男の最後のお弁当の日、家族は誰もそのことに気が付かない。ふと顔を上げれば、読書好きだった学生時代に抱いていた小説家の夢もはるか遠くに。
初恋に不倫、家族、塩辛への愛(!?)。
彼女たちには、書かずにはいられない物語があった――。
冒頭25ページをまるごと試し読み!「初恋とネブライザー」
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/11196
著者のことば
きっかけは映画でした。三人の「さとこ」という女性が物語を書こうとするお話。その脚本を書いていると、どうしても彼女たちが書いた中身までは描けず、悶々としていると、それならもういっそのこと小説として書いてやれ、と思い立ちました。映画のノベライズというのがどうしても我慢できず、この物語に登場する彼女たちのように、新しい気持ちで一から小説を書いてみたいと思いました。
書きたいけど、あんまり上手く書けない、どこにでもいそうな普通の人の気持ちを書きました。映画と一緒に楽しむでももちろんいいですし、この小説だけでも楽しんでもらえると思います。どうぞ、よろしくお願いします。
著者プロフィール
沖田修一(おきた・しゅういち)
1977年8月4日生まれ、埼玉県出身。
短編映画の自主制作を経て、長編作品『このすばらしきせかい』(06)でデビュー。『南極料理人』(09)が大きな話題となり、2009年度新藤兼人賞金賞を受賞し国内外で高い評価を受ける。また、『横道世之介』(13)では、第56回ブルーリボン賞最優秀作品賞のほか、第5回TAMA映画賞最優秀作品賞などを受賞。
その他の監督作品に、『モヒカン故郷に帰る』(16)、『モリのいる場所』(18)、『おらおらでひとりいぐも』(20)、『さかなのこ』(22)、ドラマ「0.5の男」(23/WOWOW)、「探偵さん、リュック開いてますよ」(26/EX)などがあり、星野源や乃木坂46のMVも手掛けている。

特報! オーディオブック化が決定!
石田ひかりさんの朗読によるオーディオブック化が決定。10/9よりAmazon Audibleにて配信開始です。
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/11312
スペシャルコンテンツ☆特別掌編「さとしはいつも」
「なんか書けてしまって……」沖田監督からある日、突如として送られてきた掌編「さとしはいつも」。担当編集はそのあまりの良さに、原稿を持って社内を駆け回りました。
小説を読んでくださった方にはお馴染み、“チューハイのおじさん”の正体が明らかに……!
書籍の帯にあるQRコードからお読みください。思わずクスリと笑い、幸せな読後感に浸れること間違いなし。
書評・インタビュー
上白石萌歌からの熱視線!
「自分だけの物語」
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/11251
深夜の書店でトーク! 沖田修一×細田佳央太【全文レポート】
「(現場では)細田くんを頼っていました」
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/11258
「ダ・ヴィンチWeb」掲載
耳鼻科で恋する中学生に、インスタでお弁当をアップする主婦
⇒ https://ddnavi.com/article/1430783/a/
「週刊文春CINEMA」掲載
《有村架純も「こんな逸材がいたのか」と大絶賛》姫野花春インタビュー
⇒ https://bunshun.jp/articles/-/92017
映画『さとこはいつも』舞台挨拶 全文レポート
【スペシャルトーク】前田敦子
「あつこはいつも、いつタイ料理を食べられるか悩んでいる」
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/11283
【東京先行試写会】有村架純、石田ひかり、姫野花春、吉田羊、筒井道隆、青木柚
「筒井くんの独特さに磨きがかかっていた」
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/11311
【公開初日舞台挨拶】有村架純、石田ひかり、姫野花春、オダギリジョー、沖田修一
「汚れた50代だと気づかされました(笑)」
※ネタバレ満載につき、鑑賞後に読むことをおすすめ!
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/11364








