ガリレオとしては6年ぶりとなる単行本『沈黙のパレード』が10月11日、いよいよ発売となります。 刊行を迎えるにあたって、書影を初公開し、本日から、「あなたが一番好きな“ガリレオ”」というアンケート企画をスタートします。 ガリレオシリーズは、1998年のシリーズ第1作『探偵ガリレオ』から始まりました。 誕生から、20年──。 これまでの8作と新作『沈黙のパレード』から、「マイ・ベスト・ガリレオ」を教えてください。
「『ガリレオ』は難しい」
「『ガリレオ』は難しい」というセリフを、東野さんから、何度も聞いてきました。
ストーリーテリング、登場人物が魅力的なのは当たり前。さらに、「科学トリックを駆使したミステリー」という制約が加わるからです。
湯川が「そんなことはあり得ない」と唸るほど意外で、かつ現実的に起こりうるトリックでなくてはならないのです。
約730枚の壮大な長編。「容疑者は彼女を愛したふつうの人々」
新作『沈黙のパレード』は、約730枚の壮大な長編書下ろし作品です。前作の文庫版『禁断の魔術』から、少し時が経ったという設定である本作。
突然行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見された。容疑者は、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその男が堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を憎悪と義憤の空気が覆う。秋祭りのパレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたのか。
殺害方法は? アリバイトリックは? 超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。
湯川だけではなく、名刑事である草薙、内海薫が勢ぞろいし、謎に迫ります。
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『赤毛のアン論』松本侑子・著
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