特集

2019年ベストセラーの中で、最も読者の心に響いたのは希林さんのこのことば

文: プロモーション部

樹木希林『一切なりゆき』心に響いたことばアンケート結果発表

『一切なりゆき』樹木希林

 2019年は、昨年9月に亡くなった女優・樹木希林さんの書籍が各社から刊行され、出版界の大きな話題を呼んだが、なかでも文春新書『一切なりゆき』は、発行部数150万部を突破し、トーハン、日販、オリコン、TSUTAYAなど、各社調べの2019年間BOOKベストセラーランキングにて1位を獲得した。樹木希林さんのことばは、書籍、雑誌、テレビで特集されたほか、全国の百貨店で巡回展示されている「樹木希林展」でも、樹木希林さんのことばを書いたパネルが展示され、人気を集めている。

『一切なりゆき』出版元の文藝春秋では、最も心に響いた希林さんのことばを問う「樹木希林『一切なりゆき』心に響いたことばアンケート(https://books.bunshun.jp/articles/-/5113)」を2019年11月9日~12月15日の約1ヶ月間実施した。その結果、ハガキとウェブ応募の合計で1210通の回答が寄せられた。

最も読者の心に響いたことばは「おごらず、他人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」

 読者が選んだ“心に響いたことば”は、アンケートで選択肢に挙がっていたことばだけでなく、また、『一切なりゆき』の目次にあることばだけでなく、本書の中のさまざまなことばだったが、最も支持を集めたことばは、「おごらず、他人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」だった。2018年9月30日、東京・光林寺にて行なわれた樹木希林さんの葬儀にて、娘の内田也哉子さんが「喪主代理の挨拶」のなかで取り上げ、『一切なりゆき』に収録された希林さんのことばだ。このことばはアンケートで161票を集め、その応募ハガキやアンケートフォームには、読者の熱い想いと希林さんへの感謝が綴られていた。コメントの中には、最も心に響いたことばを紙に書いて部屋に貼ったり、手帳に書いて、「繰り返し読んでいる」という声や、「すっと心が軽くなった」「もっと早く希林さんのこのことばと出会いたかった」という声が非常に多かった。自分自身の病や挫折、家族の病や死に直面した読者からの共感のことばも多々見られた。

 1位の「おごらず、他人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」以下、集計の結果、応募数上位となったことばと、そのことばを選んだ理由やコメントを併せて紹介する。

『一切なりゆき ~樹木希林のことば~』に収録された樹木希林さんの154のことばのなかで、あなたの心に響いたことばはどれですか?

総応募数1210通(内訳;ハガキ859通+ウェブ351通)

1位 おごらず、他人と比べず、面白がって、平気に生きればいい 〈161票〉

2位 人生なんて自分の思い描いた通りにならなくて当たり前 〈97票〉

3位 自分で一番トクしたなと思うのはね、不器量と言うか、不細工だったことなんですよ 〈57票〉

4位 求めすぎない。欲なんてきりなくあるんですから 〈55票〉

5位 幸せというのは「常にあるもの」ではなくて「自分で見つけるもの」 〈48票〉

6位 「人は死ぬ」と実感できれば、しっかり生きられる 〈46票〉

7位 人間でも一回、ダメになった人が好きなんです 〈37票〉

8位 モノを持たない、買わないという生活は、いいですよ 〈32票〉

9位 自分の変化を楽しんだほうが得ですよ 〈31票〉

10位 “きょうよう”があることに感謝しながら 〈28票〉

【次ページ 理由の一部を抜粋してご紹介します】

一切なりゆき樹木希林

定価:本体800円+税発売日:2018年12月20日


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