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直木賞作家真藤順丈さんの3年ぶりとなる最新長篇『ものがたりの賊』 日本文学至高のアベンジャーズに全国の書店員さんも大興奮!

直木賞作家真藤順丈さんの3年ぶりとなる最新長篇『ものがたりの賊』 日本文学至高のアベンジャーズに全国の書店員さんも大興奮!

『ものがたりの賊』(真藤 順丈)


ジャンル : #エンタメ・ミステリ

直木賞受賞作『宝島』で2018年、19年のエンタメ小説シーンを席巻した、真藤順丈さんの3年ぶりとなる最新長篇『ものがたりの賊』が早くも話題です。

日本文学の名作から、あの有名キャラクターたちが一堂に会するという大胆不敵、奇想天外な、まったく新しい文学エンタテインメント――。

超弩級の本作に、全国の書店員さんも大興奮です!


『ものがたりの賊』(真藤 順丈)

精文館書店豊明店 近藤綾子さん

The文学作品のオールスターズの競演は、豪華であり、キャラが濃くて、笑えるし、痛快です。そのメンバー達が、集結して、謎の不死鳥計画や、疫病蔓延を阻止するため、悪に挑む姿は、あれ? アベンジャーズ? と思うくらい、スケールが大きく、とても楽しく、面白かったです。

笑える箇所も何度もあり、Theエンタテインメントの極みですね!

文真堂書店ビバモール本庄店 山本智子さん

あまりにも奇抜で、奇想天外なキャラクターたちの豪華競演に度肝を抜かれました!! これは面白い!!!!

それぞれのキャラクターが持つ魅力が、存分に活かされ輝く様は正に、文学の宝石箱のよう。

このキャラクターたちを料理しきれる真藤先生、さすがです!

「不死鳥計画」「血の恩寵」それって何? と思った方は是非読んで欲しい!

未来屋書店大日店 石坂華月さん

まさかのあの坊っちゃんが主人公。物語の舵を取るのがあの竹取物語の翁とか(笑)

文学作品を全く知らんわい! って人は読後に原典となった本を手に取れば、何度でも違った味わいを感じられる作品になること請け合い!

あの関東大震災、史実の上をフィクション達が走り抜ける大スペクタクル。面白さと驚きでいっぱいでした。

あおい書店富士店 望月美保子さん

歴史上のありとあらゆる人物と、文学界から抜け出して来た主人公たちの壮大なスペクトラムは、RPゲームのごとく困難を乗り越え、時代を駆け抜けていく。

坊っちゃんも竹取の翁も日本の為に、お国の為に、仲間と奔走し、スピード感溢れる後半は、勝利を願わずにはいられない。真藤節にハラハラドキドキした。

ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん

奇想天外、湯水のようにあふれ出る、噴火する物語の世界。

歴史が物語を作る。物語が歴史を作る。

登場する文学のキャラクターがみんな不思議すぎて、ぶっ飛んでて、よんどころない背景を持っていて、それをこんなふうに歴史に昇華させるとは、天才、鬼才。

亡霊まで出現して、収拾つくのかと思ったが、そこは物語世界の申し子、真藤順丈さん、あっぱれです。

わからないこと、気になったことを調べるのも文学の醍醐味。大杉栄、坊っちゃん、伊豆の踊子、山月記が一緒に相まみえるなんて信じられない世界です。当たり前のことかもしれませんが、真藤順丈さんの文学への造詣の深さに感服しまくりです。

こんな小説初めてです。あーすごかった(『宝島』のキャラクターも登場してほしいと思いました)。

真藤順丈さんの小説はどこにもない唯一無二の良さがあります。堪能しました。

単行本
ものがたりの賊
真藤順丈

定価:2,200円(税込)発売日:2021年11月08日

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