- 2022.09.05
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福山雅治さんと東野圭吾さんもグータッチ! 9年ぶり「ガリレオ」最新映画『沈黙のパレード』は絶対の自信作!
映画『沈黙のパレード』ジャパンプレミアイベント&完成披露試写会レポート
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#エンタメ・ミステリ
先日、9/16(金)公開の映画『沈黙のパレード』ジャパンプレミアイベント&完成披露試写会舞台挨拶が、六本木ヒルズの六本木ヒルズアリーナ、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催されました。
本作は累計1500万部突破の「ガリレオ」シリーズ第9弾『沈黙のパレード』が原作。著者の東野圭吾さんは完成披露試写会にあたって、
「『沈黙のパレード』はガリレオ・シリーズの集大成だと自負しています。その作品が映画化されると知り、嬉しい反面、複雑なストーリーを伝えきれるのだろうかと不安でもありました。しかし完成した映画を観て、驚き、感服しました。説明するのではなく、感覚に訴えることで、ここまで伝えられるとは思いませんでした。西谷監督はじめ、製作に関わったすべての皆さんに脱帽です。福山さんや柴咲さん、北村さん、そのほかの役者の方々にもお礼をいいたいです。コロナ禍で大変な中、よくぞ演じてくださいました。おかげで物語の登場人物たちすべてに血が通っておりました。ありがとうございます。」
と絶賛のコメントを発表、原作者として太鼓判を押しました。
イベントで、天才物理学者・湯川学役で主演の福山雅治さんは、開口一番、
「帰って参りました!」
とファンに挨拶。今作は「ガリレオ」シリーズ映画化第3作、2013年『真夏の方程式』以来9年ぶりの公開ですが、福山さんも湯川学を久々に演じられた喜びを表しました。
福山さんは、数ヶ月前に東野さんとともに試写会に参加した時のことを振り返り、
「僕は(東野)先生の真後ろで、緊張していましたが、映画が終わると誰よりも最初に拍手をしてくださって。おもむろに振り向いてくださり、グータッチ。これは自信をもってお届けできるなとホッとしました」
というエピソードを披露、主演俳優と原作者が声を揃えて「自信作」と胸を張りました。
今作では、湯川学とコンビを組む女性刑事・内海薫が2008年『容疑者xの献身』以来、実に14年ぶりにスクリーンに帰ってきたことも大きな話題を呼んでいます。内海薫役を演じる柴咲コウさんは、福山さんとの撮影初日、現場での久々の“再会”を振り返り、
「久しぶりの薫をまとった私……緊張しました。(そこに)完全なる湯川先生が現れて『おっ、やらなきゃ!』と思いました」
と、福山さんがブランクを感じさせず、完全に湯川になりきっていたというエピソードを披露。本シリーズでは湯川と内海のかけ合いが定番となっていますが、福山さんもこの共演には特別な思いがあったようで、
「実に感動的でしたね。(西谷)監督もエモくなり、我々もエモくなり……エモさのらせん階段」
と、テーマ曲「vs. ~知覚と快楽の螺旋~」に掛けて、充実の撮影だったことを明かしました。
内海の先輩で、警視庁刑事・草薙俊平もシリーズの主要キャラクターで、今回は苦悩を背負った難しい役どころでした。草薙役の北村一輝さんは、
「ずっと苦悩しているような役柄だったので、撮影の時は苦しかったですが、完成した作品を見て、本当に最高の作品になっていました。とても深い人間ドラマになっているので、お客様にもそれぞれの感情が伝わると思います」
と作品の魅力をアピールしました。
また主題歌は、9年ぶりに再結成された、福山さんと柴咲さんのユニットKOH+による「ヒトツボシ」。福山さんがこの映画のために書き下ろした作品ですが、福山さんは、
「(この歌は)レクイエム(鎮魂歌)がテーマです。『容疑者xの献身』では、堤真一さんが演じた石神哲哉の報われなかった思い、魂の救済を願い、「最愛」を作りました。今作と共通しているのは愛する人を失った者の喪失感。愛ゆえにやってしまうことがあるけれど、それぞれの人生の旅を迷わないでほしい」
と、曲に込めた思いを明かしました。
最後に福山さんは、07年放送の『ガリレオ第1シーズン』以来、15年も続くシリーズにも触れ、
「この作品に携われていることが本当に幸せです。映画やエンタメがある時間の良さを感じられる作品になりました。引き続き、(シリーズを)愛してください!」
とイベントを締めくくりました。
ストーリー
湯川(福山雅治)の元に内海(柴咲コウ)が相談に訪れる。行方不明になっていた女子学生が、数年後に遺体となって発見された。内海によると容疑者は、湯川の親友でもある先輩刑事・草薙(北村一輝)がかつて担当した少女殺害事件で、完全黙秘をつらぬき、無罪となった男・蓮沼寛一(村上淳)。蓮沼は今回も同様に完全黙秘を遂行し、証拠不十分で釈放され、女子学生の住んでいた町に戻って来たが、夏祭りのパレード当日に殺された。女子学生を愛していた家族、仲間、恋人…全員に動機があると同時にアリバイがあり、全員が沈黙し、湯川、内海、草薙にまたも超難問が降りかかる。
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