藤沢周平さんの著作本の装画や、朗読番組の挿絵など、数多くの印象的な作品を世に送り出してきた、イラストレーターの蓬田やすひろさん。小説誌「オール讀物」でも、毎号そのすばらしい表紙絵が親しまれています。
そんな蓬田さんの手がけた原画約60点が、この夏、鶴岡市立藤沢周平記念館の特別展示にて公開されます。ご自身がセレクトした原画や展示の品々から、創作にかける思いとともに、蓬田さんによる藤沢作品の世界を存分にご堪能ください。
イベント詳細
開催期間 | 令和5年6月30日(金)~8月29日(火) |
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場所 | 鶴岡市立藤沢周平記念館 〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町4-6 電話:0235-29-1880 HP:https://www.city.tsuruoka.lg.jp/fujisawa_shuhei_memorial_museum/ |
入館時間 | 午前9時~午後4時30分(受付終了時間) |
休館日 | 水曜日(休日の場合は翌平日) ※8月9日(水)は開館 |
入館料 | 大人320円/高校生&大学生200円 中学生以下無料 |
プロフィール
蓬田やすひろ(よもぎだ・やすひろ)
昭和16年、北海道札幌市に生まれる。株式会社電通勤務を経て、昭和49年フリーのイラストレーターとなる。昭和63年、NHK連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」のタイトル画を手がける。平成3年、スペインで開催された「JAPAN PRINT‘91」に出展。平成10年、郵政省(現日本郵便株式会社)の切手を制作。平成12年、15年にも切手や年賀はがきを手がけている。毎日広告賞・日宣美奨励賞や講談社出版文化賞「さしえ賞」など数多くの受賞歴をもつ。平成14年長谷川伸賞、平成21年菊池寛賞を受賞。平成20年1月号より「オール讀物」の表紙絵を描き、藤沢周平他、数多くの作家の装丁画や連載作品の挿絵のイラストレーションなどで活躍中。国内各所で個展を開催している。
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