大阪の取次会社と書店が力をあわせて“ほんまに読んで欲しい1冊”を選ぶ「大阪ほんま本大賞」(企画運営OBOP)、第11回受賞作が高殿円さん『グランドシャトー』に決定いたしました!
『グランドシャトー』は大阪京橋の名門キャバレー「グランドシャトー」で不動のNo.1を張る真珠と型破りなNo.2ルーという、ふたりのホステスが下町の長屋で仲睦まじく送る共同生活を、キャバレー全盛の高度経済成長期から平成へと大阪の街が移りゆく様子とともに描いた感動作です。
受賞に際して、高殿円さんからコメントが届きました。
大阪は東京よりも古い時代から、どんな人間も一度は受け入れる大きな器でした。多様性が尊ばれるようにようやくなったいま、街の物語を賞という大きな翼に乗せて送り出せることを光栄に思います。
また「この物語を読んでもらいたい!」という熱い推しコメントも多数集まっています。
「ルーと真珠、2人のホステスの生き様に憧れと涙があふれてくる」
――紀伊國屋書店グランフロント大阪店 豊永大さん「大阪人なら必読の書。感涙必至!」
――日本出版販売株式会社 新出晃子さん「変遷を続ける社会、朽ち枯れゆく環境に抗い、なおも咲き誇ろうとする人々の姿に強く心が奮わされた」
――大垣書店イオンモール堺鉄砲町店 藤本徹さん「切ない、悲しい思いを秘めた主人公たち。自分の中に一本の柱を持って精一杯生きた姿に胸が熱くなりました」
――学運堂 塚中良平さん
NHK文化センター梅田教室での高殿円さんの講演会(https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1275508.html)も予定されています。ぜひご参加ください。
OsakaBookOneProject(OBOP)とは、大阪の本屋と問屋が力を併せて「ほんまに読んで欲しい1冊」を選び、その本の販売で得られた収益の一部で大阪の子供たちに本を寄贈するというプロジェクトです。
-
『リーダーの言葉力』文藝春秋・編
ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。
応募期間 2024/12/17~2024/12/24 賞品 『リーダーの言葉力』文藝春秋・編 5名様 ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。