第13回「本屋が選ぶ時代小説大賞」選考会は、11月1日15:00より文藝春秋本館にて行われ、『まいまいつぶろ』(幻冬舎)村木嵐の受賞が決定しました。
『まいまいつぶろ』(幻冬舎)村木嵐
著者プロフィール
村木嵐(むらき・らん)
1967年、京都市生まれ。京都大学法学部卒業。会社勤務を経て、95年より司馬遼太郎家の家事手伝いとなり、後に司馬夫人である福田みどり氏の個人秘書を務める。2010年、『マルガリータ』で第17回松本清張賞受賞。近著に『せきれいの詩』『にべ屋往来記』『阿茶』などがある。
本年度の選考委員は、北川恭子(旭屋書店アトレヴィ大塚店)、栗澤順一(さわや書店外商部兼商品管理部)、久田かおり(精文館書店中島新町店)、吉野裕司(紀伊國屋書店新宿本店)の4氏が務めました。
選考の詳細は「オール讀物」12月号(11月22日発売)に掲載されます。
【過去の受賞作】
第1回 伊東潤『黒南風の海――加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)
第2回 澤田瞳子『満つる月の如し――仏師・定朝』(徳間書店)
第3回 朝井まかて『恋歌』(講談社)
浅田次郎『一路』(中央公論新社)
第4回 岩井三四二『異国合戦――蒙古襲来異聞』(講談社)
第5回 中路啓太『もののふ莫迦』(中央公論新社)
第6回 垣根涼介『室町無頼』(新潮社)
第7回 佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』(文藝春秋)
第8回 奥山景布子『葵の残葉』(文藝春秋)
第9回 川越宗一『熱源』(文藝春秋)
第10回 永井紗耶子『商う狼 ―江戸商人 杉本茂十郎―』(新潮社)
第11回 砂原浩太朗『高瀬庄左衛門御留書』(講談社)
第12回 木下昌輝『孤剣の涯て』(文藝春秋)
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