- 2024.01.12
- 特集
『人魚のあわ恋』プルーフを読んでくださった書店員の皆様から、続々と熱い感想が寄せられています。その一部をご紹介する、第2弾です!
『人魚のあわ恋』(顎木 あくみ)
ジャンル :
#エンタメ・ミステリ
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プレゼント
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『赤毛のアン論』松本侑子・著
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応募期間 2024/11/20~2024/11/28 賞品 『赤毛のアン論』松本侑子・著 5名様 ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。
未来屋書店発寒店 宍戸和美さん
正直、若い人向けの甘い恋愛ものだろうと軽い気持ちでページをめくった自分を戒めたい。〈人魚〉といえば不老不死。当然ホラー的要素が含まれるのだろうとは想像していましたが、そこに吉屋信子や谷崎潤一郎を思わせる耽美で倒錯的な世界が展開されるとは油断ならない。
BOOKSあんとくやまが店
武田あおいさん
天水家の秘密、朝名の秘密、そして咲弥の秘密。どこか仄暗い雰囲気の中で、二人が出会う場所はいつだって美しい。
田村書店吹田さんくす店 村上望美さん
幸せになってほしい!!!
なんて痛烈な恋物語……ヒロインのいじらしい可愛らしさとあまりに痛々しい身の上に、全力で応援してしまう。
うさぎや書店矢板店 山田恵理子さん
泡雪のような刹那さと儚さが、純愛という美しい矢になり胸に刺さる。宿命と運命の輪をくぐり抜ける2人にときめきがとまらない!
くまざわ書店鎌田店 根本智子さん
家族から虐げられても、けなげに生きる朝名が儚い!
このままあわとなって消えないように咲弥さん、あなたが頼りなんですよ!
そしてはやく続きを読ませてほしい。待ちきれない!
蔦屋書店熊谷店 加藤京子さん
お互いを思いやる優しさとは、こんなにも尊くて強いのだということ。異端であることの逆風はとても寂しく、容易に悲劇を生んでしまうこと。この美しい物語は、実に多くのことを示唆しています。幸福への祈りと、大きな愛へのプロローグ。より一層の波乱が、私たちを待っている。そんなただならぬ予感に満ちています。