困難に立ち向かうとき、あるいは決断を迫られたとき、人の脳裡によみがえってくるのは、自分が接した師匠や先達や肉親の言葉ではないでしょうか。
その言葉はある状況下で特定の個人に向けられたものなのに、往々にして万人に対する普遍性を持つものでもあります。今回、そうしたリーダーや先達たちについての文章を読んで感じたのは、そういうことです。
それはまさに激励であったり、警句であったり、叡智であったりと様々ですが、きっと心を揺さぶられるものがあるに違いありません。
読者諸賢が、よい言葉と出会われることを祈念する次第です。
編集部識す
「はじめに」より