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富裕層、IT起業家、中小企業経営者、金融専門家、学生……。多くの日本人が海外へ移住する「新移民時代」。その実態と背景を描く。
許永中、金丸信、小沢一郎、高橋治則、磯田一郎、尾上縫、江副浩正……15人の〝怪物〟を通して、平成日本の暗部を浮き彫りにする。
豊臣の家臣として徳川家康を最も苦しめた男・真田幸村。猿飛佐助や霧隠才蔵などの十勇士と共に奇想天外の活躍を繰広げる伝奇ロマン。
黒船が来航し時代が変わろうとしている折、喜平次はある目的のために身分を隠し船渡しとなっていた。己の為すべきことはこれなのか?
経済大国となった中国は、海上にも膨張を続けている。日本の隣国への対応は万全なのか。いま、何をなすべきか? 読むべき警告の書。
巷に氾濫する不思議な日本語を一刀両断したかと思えば、冷やし中華の起源に迫り、売れる女優を予言する。信彦節が冴え渡るコラム集。
心優しい青年・サトルと愛猫のナナが、旅で出会った温かな友だち、美しい景色……心にしみるロードノベルが、絵本でさらに鮮やかに!
義手でヴァイオリンを弾く少女、津波で母親を亡くした少女――これまで佐村河内氏を“主人公”としたストーリーに登場させられた子どもたちの肉親は、彼の言葉とは裏腹な証言を週刊文春に寄せた。神山典士氏と週刊文春取材班による総力記事第3弾を収録。
「銀座百点」の好評連載が待望の単行本化。人々が集う日本一の街、銀座を舞台に出会いがもたらす心温まる素敵なショートストーリー。
日本橋の大店・白木屋の身代が、わが物だと鏡三郎に掛けあう老婆。そして同居する謎の腕利きの浪人の正体とは。人気シリーズ第八弾。
閉経後のリアルセックスであがいていたらまさかの入院! 三度の心肺停止! 奇跡の生還を遂げた女王様が綴る、死との闘いの記録。
2015年から新相続税が施行され、課税の網はさらに広がる。家を守りトラブルを避けるためのツボを、磯野家でケーススタディする。
平安時代末期の生活をリアルに伝える「今昔物語」。混迷の現代にこそ、その世界観を検証する意味があると考える著者が切り込む。
母親の世代は男性と伍して企業社会で働くことが価値だった。私たちの世代は会社を辞め家に入り起業するハウスワイフ2・0をめざす。
きちんと箱の中に納まって、ねんねしたり、こっちを見上げたり……。『ねこの肉球』の写真家が贈る、たまらなくキュートな「箱入り猫」たち
「ルネサンスは自ら仕掛けよ」。『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリが、愛すべき古代ローマ的な男性たちを軸に語る想像力の在り処。
ぷにぷにおまめのカラー写真百点と「ドラえもんには肉球がない!」「肉球少女愛ちゃん」などの楽しい猫話や世界初の「肉球占い」掲載
飼い主の愛情あふれる猫まんまを前にした猫の生き生きとした表情や、食後の仔猫の幸せそうな寝姿等の写真100点と猫飯話20作を収録
あどけない子猫、ふてくされた大猫、兄弟並んで、親子でくるまって、のびのび、まんまる……。心和ませる眠り猫百態。癒しの写真集
タイで〝パーッと気軽に手術〟のはずが!? 出発前から退院後までの日々をリアルかつユーモラスに綴った話題の性転換日記を文庫化。
信長秀吉家康に仕え、九鬼水軍を維持した九鬼嘉隆、守隆親子の活躍を描く海上歴史小説。隠居した家康の夢に賭けた守隆が見たものは。
一体、佐村河内氏とは何者なのか? 彼は本当に聴力を失っているのか? 寄せられた反響に応えるべく神山典士氏と週刊文春取材班が総力を挙げて結実させた記事第2弾を収録。
中間・喜作が故郷で浪人者に襲われた。その付近では奇妙な事件が相次ぎ、ある日川から内臓のない骸が上がる……。「人膽」ほか四篇。
漫画家志望の大輝は、三人の死を予言した「ヒミコのオッサン」の噂を聞き、彼を良く知る人物に取材を行う。恐怖の中篇、二作を収録。
宗教を知ることは単なる教養ではない。世界を生き抜くために必要な智慧である。民族と国家の根底にある宗教の意味を解き明かす。
福島第一原発事故で指導者たちは第二次世界大戦での失敗を繰り返した。国家的危機に機能しなかった日本のリーダーシップを検証する。
二ケタ成長が途絶え、馬脚を現した中国経済。習近平体制下の厳しい現実を、豊富なデータの分析を基に描き出す。ビジネスマン必読!
西郷隆盛の首の行方は幾多の伝説や謎を生んできた。金沢で発見された軍人の履歴書。この筆者こそ西郷の首を発見した男である。
『日米會話手帳』『太陽の季節』『性生活の知恵』『日本列島改造論』等、話題書35冊。稀代の読書家による「体験的出版史」の傑作!
『遊動論 柳田国男と山人』(文春新書)で画期的な柳田論を展開した思想家が、柳田思想の核心を精選し、解題をそえたオリジナル版。
一方的な開発と漢民族同化強制に揺れる中国西北部(ウイグル人、モンゴル人など諸民族の混在地域)を踏査した学際的ルポルタージュ。
芸術の可能性と使命とは何か? ブルネレスキ、マサッチオなどルネサンスの天才の仕事を分析しながら、その問いに答えた奇跡的著作。
市民社会と個人の錯綜した関係をユーモア溢れる筆致で描いた「たった一人の反乱」、小説的趣向を存分にこらした「横しぐれ」等三篇。
愛憎極まる亡き夫への思いと、娘二人へ注ぐ母性愛。数多の病を克服しながら家族へ捧げた半生を素直な言葉で詠い上げた現代歌集
盗聴国家米国の原点はFBI長官フーヴァーにあり。その膨張の軌跡を赤狩り、9・11テロ等を事例に解きあかすノンフィクション。
『桐島、部活やめるってよ』の著者の初エッセイ集。華々しい「大学生作家」の看板の陰で繰り広げられる、無為で阿呆な爆笑の日々!
断トツの売り上げを誇るセブン-イレブン。秘密は「経済学」ではなく、消費者の購買意欲を刺激する「心理学」を重視することにある。
元OLの茉莉緒は偶然の出会いから若手俳優・雨森海のマネージャーとなるが、海が殺人事件に巻き込まれる。茉莉緒は海を救えるのか?
日本のホテルの中で特別な位置にある帝国ホテル。30人の現場の人への、職人性や人生観まで踏み込んだ取材でその不思議を炙り出す。
人には言えない歪みを抱きながら戦前~戦後の日本をひとり生きた女性を描く表題作のほか、名手・皆川博子の傑作短篇七篇を収録。
屋島で那須与一に檜扇を射抜かれた平家の上臈が、妹ともども与一兄弟に伴われ、東に下ることに……。オール讀物新人賞受賞作収録。
田沼時代から清廉な定信時代への過渡期。人を斬ったことのない貧乏御家人が刀を抜く時、なにかが起きる。第18回松本清張賞受賞作。
もと司馬さん担当編集者が描く、名作に絡む歴史、国民作家の意外なエピソードと興味深い考察満載の歴史痛快エッセイ111編!
1年9ヶ月の刑務所生活が遂に終わった。塀の中でホリエモンは一体何を考え、何をしてきたのか? 検閲なしで、刑務所のすべてを大暴露!
秀吉、ねね、茶々、お江、田沼意次、芹沢鴨――持ち主を変え、江戸を生き抜いた南蛮渡来の手鏡の物語。急逝した著者入魂の連作長編。
生きることを真正面から見つめ、格闘してきた詩人・伊藤比呂美が、宗教学者・山折哲雄に問いかける、「老いを生きる知恵」。
日本中を揺るがす大ニュースの発端となった週刊文春2014年2月13日号の記事を完全収録。
北海道の小さな町で出会ったふたりの女の子「ニコ」と「弥子」。共闘して仕事をして「ここではないどこか」へゆこうとするが……。
一冊の辞書をともに作っていた二人の男はやがて決別し、二冊の国民的辞書を作った。ことばに人生を捧げた見坊豪紀と山田忠雄の物語。
顔の爛れたおばさんと暮らすぼく。月の見張りの老人、アパートのおじさん。富に無縁な人々を静かに雨が包む。永遠を結晶化した傑作。
来年ソチ五輪で公式競技となるスキー女子ジャンプ。17歳の天才、世界王者の高梨沙羅と精鋭揃いの日本女子。彼女たちの成長の記録。
人生とは思わぬ転機と巡り合うこと。十代の葛藤、就職と転職、結婚や家族との縁…ハプニングを好転させる、前向きな生き方のすべて。
『大いなる助走』から四半世紀、巨匠・筒井康隆が再び文壇の内幕を描く! 前衛的文芸誌「ベラス・レトラス」に集う作家たちの命運。
テレビ番組で紹介された「小野篁の予言」。放映されたのち、京都では次々と怪事件が起きる。十津川が挑む「京都1200年」の怨念!
江戸の大火ですべてを失ってから早十年。伊三次とお文は女の子を授かった。一方、若き同心不破龍之進も身を固めるべき年頃だが……。
私の彼は元彼女と同棲中……話題を呼んだ表題作と、女子同士の複雑な友情を描く「亜美ちゃんは美人」を収録。大江健三郎賞受賞作。
大型旗艦店を続々開き、世界に覇を唱えるユニクロ。だが、その経営哲学は謎に包まれている。創業者・柳井正の栄光と蹉跌とは――。
下町の小さなハンバーグ店に集うおかしくも愛しき人たち。つらいことがあっても、生きているって素晴らしい! と実感できる感動作。
溺死とされた錺職の男。だが殴られた跡があり、客ともめていたことを知った女房は久蔵に訴えたが……。人気シリーズ新装版第十三弾!
霊的体験とのつきあい方から災厄の芽を摘む仕事法まで。「どうしていいかわからないときに適切なふるまいをする」ための知恵の一冊。
芸術家たちの理想郷「唯腕村」の後継者となった高浪東一は、村の女たちの支配をも目論む。抵抗する少女マヤとの凄まじい愛憎劇!
女優、OL、キャバ嬢、資産家令嬢。四人の女が耽溺する美容整形の世界を極限まで描き、女の心模様に震撼する長編傑作。
未来を描けない地方都市で生まれ育った男。窒息しそうな日々を、水商売の女や妻子の間で揺れ惑った挙げ句に、男が見極めた人生とは。
江戸版UFO遭遇事件と目される「うつろ舟」伝説。闇の者とバテレンさんじゅあんの謎は遂に解き明かされるのか? シリーズ完結篇。
ひとり息子を通り魔に殺された老人と出会い、アメ横の平和を守るため四人の若者たちが立ち上がった! 大興奮のストリート小説。
江戸の大川端にある小さな旅籠「かわせみ」を舞台に繰り広げられる大人気“人情捕物帳”。宿の若き女主人るいの忍ぶ恋が胸を打つ!
美しい江戸の町に実を結ぶるいと東吾の恋。シリーズ最大の人気作「祝言」を含む、捕物、人情、江戸の光景に贅沢に心遊ばせる一冊。
戦国武将で一際異彩を放ち今なお謎に包まれた明智光秀を描く表題作他、郷里の歴史に材をとった「上意改まる」「幻にあらず」等四篇。
治療を一切受けず食べる欲求だけで病気に立向かう主人公の壮絶な生き方―自ら末期癌と闘いつつ最期まで創作を続けた著者の作品集。
“あの事故”で国土を失い、世界各地の難民キャンプで暮らす日本人。確かな情報も希望もなき異邦の地で「日本人として」生きる人々。
取り潰しの際の鮮やかな手腕で知る人ぞ知る広島藩家老・福島治重を取り上げた表題作など六人の家老の清冽な生涯を綴った傑作評伝。
『聖書』『資本論』から『アンネの日記』まで。池上さんが世界史を見渡し、10冊を厳選。その内容と歴史的位置づけを徹底解説。
「夢の中の百万円の札束がなぜ百万円とわかるのか」「人生は無意味か」など、哲学ではどのように解決するのか? 実践する哲学入門!
太平洋戦争開戦から70年。広田弘毅、近衛文麿、…指導者たちの失敗の本質を、半藤“検事”と加藤“弁護人”が徹底討論!
向田邦子を誰よりも讃仰している太田光による最も誠実なオマージュ。向田邦子ファン、また向田邦子を読んでいない太田ファンへ。
浅田真央、高橋大輔、羽生結弦ら、国民的スターを次々に輩出するフィギュアスケート界。選手たちのたどった軌跡を肉声で振り返る。
NYの街角で出会った日常の出来事を英語のワンフレーズとともに綴る全編書下ろしの大人気エッセイ。今回は東北編を特別収録。
国家再建に命を懸けた「メザシの土光」の至言を今こそ聞こう! 「自分の火種は自分で火をつけよ」「個人は質素に、社会は豊かに」。
蘆溝橋事件、支那事変から運命の一九四一年十二月八日まで。勝算なき戦争に日本はいかにして突入したか。著者渾身の大河評伝第五部。
横尾忠則(ステーキ)、金子兜太(梅干しと納豆)、三浦雄一郎(山岳キムチ鍋)など、生涯現役の著名人が「私の長寿食、教えます」。
読めば忽ち気持ちは真っ暗。だが、それがいい! 漱石の掌編からホラーの巨匠の鬼畜作まで、後味の悪さにこだわったよりぬき小説集。
『かぐや姫の物語』が話題の高畑勲監督。長年、宮崎駿とコンビを組んできた彼が赤毛のアンやハイジについても綴った貴重な論考集。