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プーチン、ネタニヤフに逮捕状!「世界を暴力支配に逆戻りさせない」日本人初の国際刑事裁判所所長、覚悟の手記『戦争犯罪と闘う』ほか

プーチン、ネタニヤフに逮捕状!「世界を暴力支配に逆戻りさせない」日本人初の国際刑事裁判所所長、覚悟の手記『戦争犯罪と闘う』ほか

【文春新書 6月のラインナップ】

二つの戦争、そして戦後国際秩序の行方は

『戦争犯罪と闘う』(赤根智子)

 ロシアによるウクライナ侵攻とイスラエルによるパレスチナへの非人道的な攻撃。目まぐるしく国際情勢が変化するなか、この二つの戦争に向き合い、プーチンとネタニヤフに逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)。日本人として初めてそのトップに就任した著者は、ほどなくしてプーチンから逆指名手配を受けることにもなった。さらにはトランプ大統領の大統領令による経済制裁の脅威にさらされるなど、世界規模の戦争犯罪に向き合ってきた国際刑事裁判所はいま、存続の危機にある。

 第二次世界大戦後にホロコーストに向き合ったニュルンベルク裁判、日本の戦争責任を裁いた東京裁判。二つの軍事法廷裁判にルーツをもち、国際平和秩序を守ろうと奮闘してきた国際刑事裁判所とはいかなる機関か。二つの戦争という異例の事態にどう向き合ったのか。「世界の警察」アメリカが過去のものになりつつある戦後国際秩序の行方とは――。

「世界で起きていることが日本では起きないとは限らない」。「力による支配」がむき出しになりつつある今こそ「法の支配」による安全保障が必要だ。

「ウクライナ戦争の勃発で完全に覚醒した」と語る赤根さんが、その奮闘を通じて未来への責任を語りかける。

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6月の文春新書

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  • タイトル
    戦争犯罪と闘う
    著者名
    赤根智子
    発売日
    2025/06/20
    作品紹介
    二つの戦争、そして戦後国際秩序の行方は
    プーチンとネタニヤフに逮捕状を出し注目を集める国際刑事裁判所。日本人初の所長がその奮闘を通じて未来への責任を語りかける。
  • タイトル
    高容姫
    著者名
    五味洋治
    発売日
    2025/06/20
    作品紹介
    金正恩がひた隠す、大阪育ちの「母」の生涯
    日本生まれであるがゆえに北朝鮮の歴史から消された金正恩の母、高容姫。知られざる日本での足跡と晩年の姿に圧倒的取材力で迫る!
  • タイトル
    会社は社員を二度殺す
    著者名
    今野晴貴
    発売日
    2025/06/20
    作品紹介
    過労死、そのとき何が起こるのか――
    『ブラック企業』シリーズの著者が具体的事例で明らかにする、過労死と、それ以降に遺族に降りかかる非情な実態。
  • タイトル
    不登校を克服する
    著者名
    海野和夫
    発売日
    2025/06/20
    作品紹介
    不登校問題の解決バイブルの決定版!
    地域で差はあるが、小学生は25人に1人、中学生は10人に1人が不登校だ。数多の臨床事例から解き明かす不登校問題解決の決定版。
プレゼント
  • 『戦争犯罪と闘う』赤根智子・著

    ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。

    応募期間 2025/06/20~2025/06/27
    賞品 『戦争犯罪と闘う』赤根智子・著 5名様

    ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。

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