文系マンガ家の著者・高世えり子さんと、理系オットの「理系クン」ことN島たろうさんの恋愛から結婚までを描いてきた、愛と笑いがいっぱいのコミックエッセイ「理系クン」シリーズ。 第4弾『理系クン　イクメンできるかな？』は、夫妻に長女と長男が誕生し、N島さんが育児休業をなんと半年も取得して、家事に育児に大奮闘する姿が描かれています。 シリーズ最新刊の刊行を記念して、娘（5歳1カ月）と、息子（1歳7カ月）のせっぱつまった育児について、「理系クン」夫妻のぶっちゃけ対談をお送りします！

えり子 子どもってとっても可愛いけど、子育てはやっぱり大変だね。

N島 うん、時間と体力が取られるんだよね。

えり子 子どもが生まれる前は、N島クンを8時頃に「いってらっしゃい～」って送り出してから、10時には家事が終わって、N島クンが帰宅する23時頃までずーっとマンガが描けたから、ほぼ1日中仕事に集中できたけど、今は当時に比べて、仕事できる時間は結構減ったねぇ。

N島 半分～3分の1くらいになったんじゃない？

えり子 そうかも。夜も子どもの夕飯用意して、食べさせて、お風呂、寝かしつけ……とバタバタバタ……。子どもが寝てから原稿描こうと思っても、こっちも一緒に寝落ちしちゃったりして……。

N島 体力もいっぱい使うよね～。

えり子 だから二人目を妊娠してからは、N島クンが朝5時に起きて洗濯物干してくれるようになって、ものすごく助かってる！

N島 でも最近、下の子が早起きして邪魔をしてくるから、朝家事の処理速度が、だいぶ落ちてきた。ちょっと前までは、洗濯物干し、朝食用意、前日の洗濯物たたみ、風呂洗い、食洗機の中の食器片付けまでいけたけど。

えり子 朝家事MAX。スーパーマンかと思った（笑）。

N島 今は洗濯物干すくらいで時間オーバー。

えり子 朝5時に起きているにもかかわらず、ひげそる時間がなかったりするよね……（笑）。

N島 ひげそらないで会社行っちゃったもんね……（笑）。

えり子 N島クンは、下の子が生まれたときに、育休を半年とったよね。

N島 育休中は忙しかったなー。専業主婦がいかに大変かっていうのが身にしみて分かった。あのときは、上の子の甘え方もすごかったし。

えり子 赤ちゃん返りがあったと思うんだよね。パパっ子だから、もう甘え倒し。毎日公園とか買い物連れて行かされてたね。

N島 毎日朝ごはんにパンケーキ作らされたよね（笑）。昼ごはんは、たらこスパゲティのリクエストが多かったなあ。

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