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【速報】第162回芥川龍之介賞・直木三十五賞 候補作発表!

 日本文学振興会より、第162回芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作が発表されました。候補作は以下の通りです。(作者名:五十音順)

 選考委員会は、きたる2020年1月15日(水)午後4時より築地・新喜楽で開催されます。

芥川龍之介賞 候補作

  • 木村友祐(きむら ゆうすけ)    「幼な子の聖戦」  (すばる    十一月号)

    写真:尾島 敦​

    1970年生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒。2009年、「海猫ツリーハウス」で第33回すばる文学賞を受賞しデビュー。
    〈作品〉「海猫ツリーハウス」2009年すばる11月号、単行本は10年集英社刊。「イサの氾濫」11年すばる12月号=第25回三島由紀夫賞候補、単行本は16年未來社刊=第38回野間文芸新人賞候補。「聖地Cs」14年新潮5月号、単行本は14年新潮社刊=第36回野間文芸新人賞候補。「野良ビトたちの燃え上がる肖像」16年新潮8月号、単行本は16年新潮社刊。『幸福な水夫』17年未來社刊。『Sacred Cesium Ground and Isa’s Deluge』(ダグ・スレイメイカー訳、『聖地Cs』と『イサの氾濫』の英訳版)19年コロンビア大学出版刊。

  • 髙尾長良(たかお ながら)    「音に聞く」 (文學界    九月号)

    1992年生まれ。医師・小説家。2012年、「肉骨茶」で第44回新潮新人賞受賞。17年京都大学医学部卒。17年度京都市芸術文化特別奨励者。
    〈作品〉「肉骨茶」2012年新潮11月号=第148回芥川賞候補、単行本は13年新潮社刊。「影媛」14年新潮12月号=第152回芥川賞候補、単行本は15年新潮社刊。

  • 千葉雅也(ちば まさや)    「デッドライン」 (新潮    九月号)

    写真:新潮社写真部​

    1978年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。2013年刊の『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』で紀伊國屋じんぶん大賞および表象文化論学会賞を受賞。『勉強の哲学――来たるべきバカのために』、『意味がない無意味』などを刊行。19年、初の小説作品「デッドライン」で第41回野間文芸新人賞を受賞。
    〈作品〉『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』2013年河出書房新社刊=紀伊國屋じんぶん大賞2013、第5回表象文化論学会賞受賞。『別のしかたで――ツイッター哲学』14年河出書房新社刊。『勉強の哲学――来たるべきバカのために』17年文藝春秋刊。『意味がない無意味』18年河出書房新社刊。『アメリカ紀行』19年文藝春秋刊。「デッドライン」19年新潮9月号、単行本は19年新潮社刊=第41回野間文芸新人賞受賞。

  • 乗代雄介(のりしろ ゆうすけ)    「最高の任務」 (群像    十二月号)

    写真:森清

    1986年生まれ。法政大学社会学部メディア社会学科卒。2015年、「十七八より」で第58回群像新人文学賞を受賞しデビュー。18年、『本物の読書家』で第40回野間文芸新人賞を受賞。
    〈作品〉「十七八より」2015年群像6月号、単行本は15年講談社刊。「本物の読書家」16年群像9月号、単行本は17年講談社刊。

  • 古川真人(ふるかわ まこと)    「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」    すばる    十月号

    1988年生まれ。第一薬科大学付属高等学校卒。2016年「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞を受賞しデビュー。
    〈作品〉「縫わんばならん」2016年新潮11月号=第156回芥川賞候補、単行本は17年新潮社刊。「四時過ぎの船」17年新潮6月号=第157回芥川賞候補、単行本は17年新潮社刊=第31回三島由紀夫賞候補。「窓」18年新潮7月号。「ラッコの家」19年文學界1月号=第161回芥川賞候補、単行本は19年文藝春秋刊。

直木三十五賞 候補作

  • 小川哲(おがわ さとし)    「噓と正典」 (早川書房)

    1986年生まれ。東京大学教養学部卒。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。2015年『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。
    〈作品〉『ユートロニカのこちら側』2015年早川書房刊。『ゲームの王国』(上・下)17年早川書房刊=第38回日本SF大賞受賞、第39回吉川英治文学新人賞候補、第31回山本周五郎賞受賞。『噓と正典』19年早川書房刊。

  • 川越宗一(かわごえ そういち)  「熱源」 (文藝春秋)

    1978年生まれ。2018年「天地に燦たり」で第25回松本清張賞を受賞しデビュー。
    〈作品〉『天地に燦たり』2018年文藝春秋刊。『熱源』19年文藝春秋刊=第10回山田風太郎賞候補、第9回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞。

  • 呉勝浩(ご かつひろ)  「スワン」 (KADOKAWA)

    写真:小嶋淑子​

    1981年生まれ。大阪芸術大学卒。2015年『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞。
    〈作品〉『道徳の時間』2015年講談社刊。『白い衝動』17年講談社刊=第20回大藪春彦賞受賞。『ライオン・ブルー』17年KADOKAWA刊=第31回山本周五郎賞候補。『マトリョーシカ・ブラッド』18年徳間書店刊=第40回吉川英治文学新人賞候補。『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』18年光文社刊=第72回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門候補。

  • 誉田哲也(ほんだ てつや)  「背中の蜘蛛」 (双葉社)

    写真:川口宗道​

    1969年生まれ。学習院大学卒。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞。翌年同作でデビュー。03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。
    〈作品〉『ジウI 警視庁特殊犯捜査係』2005年中央公論新社刊。『ストロベリーナイト』06年光文社刊=第9回大藪春彦賞候補。『武士道セブンティーン』08年文藝春秋刊=第24回坪田譲治文学賞候補。『ヒトリシズカ』08年双葉社刊。『世界でいちばん長い写真』10年光文社刊。『増山超能力師事務所』13年文藝春秋刊。『ケモノの城』14年双葉社刊=第5回山田風太郎賞候補。『プラージュ』15年幻冬舎刊。『ノーマンズランド』17年光文社刊。

  • 湊かなえ(みなと かなえ)  「落日」 (角川春樹事務所)

    写真:三原久明

    1973年生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。アパレルメーカー勤務、青年海外協力隊隊員、高校講師などを経て、2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。翌年同作を収録した『告白』でデビュー。
    〈作品〉『告白』2008年双葉社刊=第6回本屋大賞受賞、英語版は15年全米図書館協会アレックス賞受賞。『少女』09年早川書房刊。『贖罪』09年東京創元社刊=英語版は18年エドガー賞候補(ベスト・ペーパーバック・オリジナル部門)。『Nのために』10年東京創元社刊。『夜行観覧車』10年双葉社刊。『往復書簡』10年幻冬舎刊。『花の鎖』11年文藝春秋刊。『境遇』11年双葉社刊。『サファイア』12年角川春樹事務所刊。『白ゆき姫殺人事件』12年集英社刊。『母性』12年新潮社刊。『望郷』13年文藝春秋刊=第149回直木賞候補(収録作中「望郷、海の星」=第65回日本推理作家協会賞短編部門受賞)。『高校入試』13年角川書店刊。『豆の上で眠る』14年新潮社刊。『山女日記』14年幻冬舎刊。『物語のおわり』14年朝日新聞出版刊。『絶唱』15年新潮社刊。『リバース』15年講談社刊。『ユートピア』15年集英社刊=第29回山本周五郎賞受賞。『ポイズンドーター・ホーリーマザー』16年光文社刊=第155回直木賞候補。『未来』18年双葉社刊=第159回直木賞候補。『ブロードキャスト』18年KADOKAWA刊。


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