書評
記事一覧
-
理解の輝き
-
絶望的な結末のあとに訪れる善悪の反転劇
2024.10.09書評 -
書店の売り場から愛を叫ぶ
-
『イッツ・ダ・ボム』(井上先斗・著)書評「立体交差する文字列——かくことの必然性」
-
今と昔の垣根を壊す、“この社会に暮らしているだけで生じる”鬱々とした気分
2024.09.12書評 -
線香花火のような、刹那の鮮烈な光
2024.09.11書評 -
紛れもなく弁護士ミステリーの歴史に残るべき傑作
2024.09.10書評 -
どう生きればいいかわからない今、ささやかなヒントをくれる11編の物語
-
出会うべくして出会った浄瑠璃という題材
2024.08.23書評 -
「地味の良さ」を体現した沢村貞子
-
勇気をふるって人生を謳歌した石井好子
-
現代を生きる我々の心にも響く〈終活としての百物語〉
-
王子さまたらんとして、空へ
2024.08.19書評 -
多くの読者から愛される、人の魂に寄り添う須賀文学
-
私たちは近い将来、戦争の熱狂と狂気を本当に振り払うことが出来るのか?
-
戦争体験者がいなくなる前に。作家が紡ぐ「非国民」と呼ばれた祖父の物語。
-
恐怖の深層、京怖の微笑み
-
北里と鷗外はなぜ対立したのか? 歴史小説の頂点にして原点
2024.08.12書評 -
李琴峰が誰からも奪われない/奪わない言葉で紡いだ、唯一無二の小説
-
オリンピックはなんのためにあるか
2024.08.08書評 -
吉村昭の「話を引き出す力」の凄まじさ
-
大作映画になりそうなスケールとリアリズム
-
額縁の中の、ここではないどこか
2024.08.02書評 -
たとえ「けだもの以下」と吐き捨てられても……。北条政子の悲哀と決断