未来屋書店福津店 本田麻子さん
ハッピーエンドではないのかもしれないが、ストンと着地するように妙に納得する終わり方だった。亜沙たちが望むかたちで生きて命を終える道はこれしかなかったと思える。
紀伊國屋書店佐賀店 鳥居さん
驚きの視点の物語でした。亜沙の呪われたような体質、最後はどうまとめるのだろうと思いながら読みました。タイトルの通り、木になり…そしてわりばし?かつてわりばしになった物語の主人公がいただろうか? 凄すぎる…面白い!! 一気に読みました。TVで見るゴミをためる方たちの事を他人事のように見てきましたが、この世界の若者と亜沙たちの事は全力で応援しました。最後はハッピーエンドを願いましたが、メリーバッドエンドというのでしょうか、とてもやるせない気持ちになりました。
TSUTAYA BOOKSTORE MIRAI NAGASAKI COCOWALK 平子さん
記憶はないのによみがえる初めて拒絶された嫌な気持ちと、物語に触れて深く入りこむ気持ち良さ、手にとる物たちの何かを感じてしまうほど心が揺さぶられました。
明屋書店日田店 小柳麻衣さん
自分が小学生だった頃、転校ばかりで学校になじめず、友達もできず、ひとりぼっちでさみしい学校生活を送っていたときのことを思い出しました。今では職場の仲間にも恵まれ、友達もでき、楽しい毎日を送れていることが幸せだなとあらためて思いました。亜沙のことを思うとやるせなくて、さみしくて、かなしくて…少しでも幸せだと思えた時間があったならいいなと思いました。
明林堂書店大分本店 多田由美子さん
今村夏子さん、いつも読む度に人の本質について問われている気持ちになる。きれいごとでない人の優しさ。本心。そして信じている者は救われるという世界はそうたやすくころがってはいないのだよと投げかけられ、立ち止まって考えたくなる。今村夏子さんならではの作品。
-
『赤毛のアン論』松本侑子・著
ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。
応募期間 2024/11/20~2024/11/28 賞品 『赤毛のアン論』松本侑子・著 5名様 ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。