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身体の“欠点”を美点に変える。ゴマカし、ダマす、魔法のテクニック!

身体の“欠点”を美点に変える。ゴマカし、ダマす、魔法のテクニック!

テート 小畠利子

『女性を美しく見せる「錯覚」の魔法』(テート 小畠利子)

出典 : #文春新書
ジャンル : #ノンフィクション

『女性を美しく見せる「錯覚」の魔法』(テート 小畠利子)

 いまは英国で暮らしていますが、私は東京生まれです。父の転勤で米国のロスアンゼルスで家族と10年間、幼少期をすごしました。13歳のときに帰国し、慶應義塾大学文学部を卒業した後、シティバンクに就職しました。1996年、UBSというスイス系銀行の為替カスタマーディーラーとしてロンドンに赴任し、富士銀行やみずほコーポレート銀行ロンドン支店でも銀行員をやっていました。

 でも、長年なりたかったイメージコンサルタントの資格を取得して、2003年に英国で起業しました。これまでの17年間で、イメージコンサルタントとしてお目にかかったお客様は、延べ1万人になるでしょうか。10代から80代の男女で、国籍は60以上にわたります。

「優美に年を重ねたい」という願望は、万国共通であることを確認してきました。


 イメージコンサルタントは人の外見、とくに服装をどう生かすかをアドバイスする仕事ですが、お客様はマネキンではないので、その人を正しく理解し、その人の人柄を正しく表現することがとても重要です。

 したがって、コンサルティングだけでなく、押し入れの整理や同行ショッピングも行いますし、つねに自分らしくステキでいられることを目指します。イメージコンサルタント養成コース、また、ハリのある若々しい顔をとり戻すフェイスヨガも指導しています。

 イギリスでこれまで24年間暮らして、仕事をしてきた経験を生かして、時代に合った英国式マナーを教えたり、上流社会のロイヤルアスコットに参加するパッケージも企画しています。顧客の皆さまが自信をとり戻して輝いてゆく姿を見るのが、何よりも私の栄養剤になっています。

 人生の半分以上を欧米で暮らしてはきたものの、両親は広島の原爆被爆者ですし、これ以上はないほど日本人という私です。英国式イメージコンサルティングの手法で、日本のシニア女性たちに脱皮してもらって、魅力と自信にあふれ、ますます幸せになってもらうことが私の使命だと思っています。


(「まえがき」より)

文春新書
女性を美しく見せる「錯覚」の魔法
テート小畠利子

定価:1,155円(税込)発売日:2020年06月19日

プレゼント
  • 『赤毛のアン論』松本侑子・著

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    応募期間 2024/11/20~2024/11/28
    賞品 『赤毛のアン論』松本侑子・著 5名様

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