コロナ禍の世に問う注目作『赤い砂』を刊行した伊岡さんに、文春文庫からお気に入りのミステリー作品4冊を選んでもらいました。
感染症×警察小説! 現代を予見したミステリー
『赤い砂』(伊岡瞬)
男が電車に飛び込んだ。検分した鑑識員の工藤も謎の自殺を遂げる。盟友の刑事・永瀬は真相を追うと――。『代償』『悪寒』で大ブレイクした筆者がデビュー前に書いていた、現代を予言するかのような傑作! (文庫オリジナル)
伊岡瞬オススメの文春文庫4冊
息もつかせぬストーリー展開! 赤川次郎の処女長篇。
『マリオネットの罠』(赤川 次郎)
革命と音楽が紡ぎだす歴史エンターテイメント
『革命前夜』(須賀 しのぶ)
名画を深い人間解釈と魅惑の文章で読み解いた極上のエッセイ
『名画の謎――陰謀の歴史編』(中野 京子)
美術史の驚くべき謎に迫る傑作長篇。
『サロメ』(原田 マハ)
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