内田也哉子×中野信子・著 文春新書『なんで家族を続けるの?』の刊行を記念して開催した「うちの家族も“普通”じゃなかった!「#なんで家族を続けるの」ハッシュタグキャンペーン」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
親との関係、配偶者との関係、子どもとの関係……。悩みながらも、私たちが家族を続けているのはなぜなのか──。皆さまにご応募いただいた投稿を著者のお二人が拝読し、内田也哉子賞、中野信子賞を決定いたしました。
【内田也哉子賞】
<内田也哉子さんコメント>
皆さま、多様で濃い家族エピソードをありがとうございました!
短い文字数内に「家族と共にある人生」をギュッと凝縮され、ドキッとしたり、じんわりしたり…
どれも「唯一無二の家族評」でした。まさしく正解も不正解もない、オリジナルな人間模様なのですね。
<以下、受賞作>
koko cafeさん(@koko_head11s)
10年後20年後30年後~それぞれのタイミングで
何か答が見えてくればいいなぁ?
続けてないと、その答えさえ見つけることはできないから。
https://twitter.com/koko_head11s/status/1389866800347684864
Cloud Mahsan さん(@CloudMahsan)
#なんで家族を続けるの
元々は赤の他人。あまりに違って、あまりに似ている。
違うところには時に腹も立つが、発見や気付きがあり飽きることがない。
似ているところには慈しみがあり反省がある。
好き勝手、一人の方が楽なのは皆同じ。だけど潜在意識が言うんだよ。
血が繋がらなくても大切な家族だと。
Mont Blanc0527さん(@blanc0527)
20年前。結婚前提に同棲したいと言ったら母は大反対。連日母と大喧嘩。そんな時に帰省した一人暮らしの兄が夜中に私をファミレスに連れ出し、母への不満を並べる私に言った一言。
『家族って世界一うざったくて世界一ありがたい存在。お前は今からそれを作りたいんだろ?』
#なんで家族を続けるの
【中野信子賞】
<中野信子さんコメント>
どれも思いが深すぎて、選出するのに大変苦心しました。そんななかでも、形としては続けない、けれど記憶で結ばれる家族、正解が一つではない家族というもののありようについて、考えさせられるものを選びました。
<以下、受賞作>
さぁさん
一人っ子の私が次男の旦那と結婚し、旦那の親と同居しています。 自分の生い立ちがネグレクト、親からお金の無心もあり、 のほほんとした旦那の親が、どんな人か知りたくなりました。 とにかく否定しない、大人になっても歯が浮くように誉める。 我が子が幸せになるのではと思い続けてます。 #なんで家族を続けるの
https://twitter.com/bunshun_senden/status/1389924689837912072
Moushiraneさん (@moushirane2)
息子が2歳の時にシングルマザーに。 離婚の原因になった私の毒親とは8年前の再婚を機に縁を切った。 超難関中高を経て医師になった息子。我ながら頑張ったと自負していた。 でも医師免許取ってすぐの結婚は私と息子との縁をあっさり切った。 「続かない家族」もある。#なんで家族を続けるの
Naoshiwwさん (@YasudaNaoshi)
育ちも考え方も違うのに常に意見を戦わせ諦めなかった両親。 このままずっと一人だと諦めた時パートナーに出会った。 それから19年あまり。国籍も含めて全く違う人だけど、 またそれが刺激的で、お互いを認めあい、これからも一緒に年とっていくのが楽しみ。 家族っていい。#なんで家族を続けるの
受賞のご投稿者には、著者サイン入りの文春新書『なんで家族を続けるの?』をお贈りします。
受賞者のCloud Mahsan さんとご連絡がとれておりません。こちらをご覧になりましたら、送り先ご住所等を@bunshun_sendenまでお知らせいただきますようお願い申し上げます。
-
『赤毛のアン論』松本侑子・著
ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。
応募期間 2024/11/20~2024/11/28 賞品 『赤毛のアン論』松本侑子・著 5名様 ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。