収録6編中の2編「ばにらさま」「菓子苑」を読んでいただいた書店員さんから、続々と感想をいただきました。
「ホラーじゃないのに怖っ!?」
「山本文緒中毒ふたたび」
「一つや二つどころではなく身に覚えがありすぎる」
「残りの4編を早く読ませて!!!!」
甘さと毒がクセになる、山本文緒の新刊『ばにらさま』9月13日発売
書店員さん怒涛の感想<第二弾>!!!
紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子
どの短編も「ええっ!?」と声に出してしまう驚きの展開に2度読み、3度読みしてしまいます!!!! 読みはじめる前に心の準備が必要です。本当に「すごい……!!」とうなってしまいます。素晴らしい作品を拝読させていただき、誠にありがとうございます。
喜久屋書店小樽店 渡邊裕子
愛されたい、愛したい、でもわずらわしい、いろんな気持ちがさらけ出されていて頷ける……頷いていいのかな? 他の短編もぜひ読みたいと思いました!
ジュンク堂書店西宮店 水口真佐美
サラッと読んで「ん?」となって、また戻る。心にいろんな思いが刺さる。人って、難しいけど愛しいなと思った。
蔦屋書店嘉島 迫彩子
本音で話すか、話さないか。他人に対しても自分に対しても真摯でいられるか。様々な問いを投げかけられました。そして、女子ってコワい。下手すれば、人間ってコワい。……短編だからこその劇薬。読み終えても終えた気になれず、もう一度読み直してしまいました。
ジュンク堂書店名古屋栄店 近藤梨乃
ダイエット中に、量は少ないけど高カロリーな贅沢スイーツを食べてしまった気分になりました。やはり罪悪感による不快さと、舌に染みた罪の甘さは癖になります。
名古屋みなと蔦屋書店 藤原彩香
山本文緒さんの作品を初めて読んだのは『プラナリア』でしたが、そこからどハマりし、ずっとファンです。『ばにらさま』も山本さんのメッセージ通り、パンチのある作品!!
今井書店吉成店 中村祐美
先入観というフィルターを取り除かれた時の驚きと、今まで目に見えていたものは一体何だったのか? そう思った時、最初のページを開き改めて読み返してしまう。
有隣堂藤沢店 佐伯敦子
人の本音がのぞきこめる現代。ドキッとしたり、ああ本当はあんなこと思ってたんだなあ、とわかってしまったり。山本文緒さん、このイタさ、面白過ぎます。絶対に他の4編も読みたい! に決まってる! 発売が待ち遠しいったらありゃしない。
有隣堂町田モディ店 原田明美
人生そんなに甘くない、だからこそたおやかに時に割り切って、したたかに生きていこうともがき続ける女たちを描いている作品だと思います。それにしても山本先生は何故こんなにも人間のあざとさや愚かさを知り尽くしているんだろう……
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