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首から下は動かない。それでも彼は今日も診療を続けている『あきらめない男 重度障害を負った医師・原田雷太郎』ほか

首から下は動かない。それでも彼は今日も診療を続けている『あきらめない男 重度障害を負った医師・原田雷太郎』ほか

首から下は動かない。それでも彼は今日も診療を続けている

『あきらめない男 重度障害を負った医師・原田雷太郎』(長田昭二)

新潟県上越市にある介護老人健康施設「サンクス米山」で施設長を務める医師がいる。原田雷太郎。今年還暦を迎える内科医だ。彼は約100人いる入居者の健康管理を一手に引き受けている。地方にある老健施設の入居者は、持病や認知症の度合いが強い人が多い。また、退所して家族の元に帰る人も少なく、施設で看取られるケースが多いという。そういう環境のなか、一人ひとりの様々な状況を把握し、健康な日常、幸せな最期を迎えられるように、原田は毎日、真摯に患者と向き合う。

これだけ聞くと、やさしい真面目な普通のお医者さん像が浮かぶ。たしかに原田は真面目でやさしいお医者さんだ。ある一点を除いては……。

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発売ラインナップ (2022/4/24~2022/4/30)

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  • タイトル
    イスタンブールで青に溺れる
    著者名
    横道誠
    発売日
    2022/04/26
    作品紹介
    発達障害を抱えた文学研究者が世界と出会うとどうなるのか?
    「ハイジの道」の“フロー体験”、ローマの廃墟群と“水中世界”……圧倒的に美しく知的興奮に満ちたハイパートラベル当事者研究本。
  • タイトル
    あきらめない男 重度障害を負った医師・原田雷太郎
    著者名
    長田昭二
    発売日
    2022/04/26
    作品紹介
    首から下は動かない。それでも彼は今日も診療を続けている
    事故で脊髄を損傷、重度の障害を負ったにもかかわらず、医師であることをあきらめなかった男がいる。彼は、今日も診療を続けている。
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