第53回大宅壮一ノンフィクション賞の選考委員会が2022年5月12日(木)に開催され、下記候補作品の中から鈴木忠平さんの『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』と樋田毅さんの『彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠』が授賞作に決まりました。
プロフィール
鈴木忠平(すずき ただひら)
1977年生まれ。名古屋外国語大学卒業。日刊スポーツ新聞社、「Sports Graphic Number」編集部を経てフリーに。
〈作品〉『清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実』2016年文藝春秋刊。
樋田毅(ひだ つよし)
1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。朝日新聞社の大阪社会部で同社阪神支局襲撃事件取材班のキャップとして『新聞社襲撃 テロリズムと対峙した15年』(岩波書店刊)をまとめた。大阪秘書役を務めた後、2017年に同社を退職。18年『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』を発表し、本格的な執筆活動に入る。
〈作品・候補歴〉『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』2018年岩波書店刊。『発達障害 食事・栄養・キレーション療法をご存じですか?』20年ウェイツ刊。『最後の社主 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム』20年講談社刊。