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この戦争の時代を考えるよすがを、注目のロシア文学研究者、奈倉有里が真摯に描く『ロシア文学の教室』ほか

この戦争の時代を考えるよすがを、注目のロシア文学研究者、奈倉有里が真摯に描く『ロシア文学の教室』ほか

【文春新書 5月のラインナップ】

「ロシア文学の教室」から小説の世界へワープ――異色の体験型・文学教室!

『ロシア文学の教室』奈倉有里

青春小説にして異色のロシア文学入門!

「この授業では、あなたという読者を主体とし、ロシア文学を素材として体験することによって、社会とは、愛とは何かを考えます」

山を思わせる初老の教授が、学生たちをいっぷう変わった「体験型」の授業へといざなう。

小説を読み出すと没頭して周りが見えなくなる湯浦葵(ゆうら・あおい)、中性的でミステリアス、洞察力の光る新名翠(にいな・みどり)、発言に躊躇のない天才型の入谷陸(いりや・りく)。「ユーラ、ニーナ、イリヤ」と呼ばれる三人が参加する授業で取り上げられるのは、ゴーゴリ『ネフスキイ大通り』、ドストエフスキー『白夜』、トルストイ『復活』など才能が花開いた19世紀のロシア文学だ。

社会とはなにか、愛とはなにか?

この戦争の時代を考えるよすがをロシア文学者・翻訳者の著者が真摯に描く「ロシア文学の教室」。

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5月の文春新書

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  • タイトル
    ロシア文学の教室
    著者名
    奈倉有里
    発売日
    2024/05/17
    作品紹介
    「ロシア文学の教室」から小説の世界へワープ――異色の体験型・文学教室!
    戦争の時代に文学をどう読むか? ゴーゴリ、チェーホフ、トルストイまで。注目のロシア文学研究者による「愛のロシア文学教室」。
  • タイトル
    特殊詐欺と連続強盗
    著者名
    久田将義
    発売日
    2024/05/17
    作品紹介
    ワルとカネはこんなに変わった!
    地上げ、総会屋から、ヤミ金、オレオレ詐欺を経て、ネットを駆使し海外から操る「特殊詐欺」に。ワルの稼ぎ口の変遷を徹底取材。
  • タイトル
    実録ルポ 介護の裏
    著者名
    甚野博則
    発売日
    2024/05/17
    作品紹介
    あなたの老後も真っ暗かも?
    複雑すぎる制度、急増する虐待、事業者だけが得する仕組み……知らないままでは損をする「介護の闇」を、元文春記者が徹底取材!
  • タイトル
    がん「エセ医療」の罠
    著者名
    岩澤倫彦
    発売日
    2024/05/17
    作品紹介
    闇堕ちした医者が行う人体実験!
    有効性が立証されていない自由診療のがん免疫療法を、末期がん患者に高額で提供する医者が存在する。日本医療の深い闇に迫った一冊。
プレゼント
  • 『さらば故里よ 助太刀稼業(一)』佐伯泰英・著

    ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。

    応募期間 2024/7/9~2024/7/16
    賞品 『さらば故里よ 助太刀稼業(一)』佐伯泰英・著 5名様

    ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。

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