齢を取れば取るほど人は幸せになる
「心筋梗塞も糖尿病も太っていたほうが長生きする」
「糖尿病の治療がアルツハイマーを促進する」
こんなことを言われたら、戸惑う人がほとんどだろう。
しかし、これらは筆者の和田秀樹氏が、高齢者専門の精神科医として、36年間、延べ6000人の患者を診てきた上での事実である。
「血圧はそんなに下げる必要はない」
「コレステロールを下げる薬は心疾患がないのならすぐにやめるべき」
「高齢者は免許を返納すべきではない」
などなど、和田氏はつぎつぎと驚くべき言葉を矢継ぎ早に繰り出す。
これらは意表を突くためのものではなく、どれもこれも合理的に納得できることばかりなのである。
そもそも筆者は、世の中が高齢者を公平に評価していないことを嘆く。
なぜなら、高齢者こそが重要な消費者であり、高齢者にスポットを当てることで日本経済が復活する芽までがそこにあるからだ。
実は、人生の幸せのピークは、世界中どこでも82歳であること調査結果がある。
齢を取るのはイヤだな、ではなく、人は齢を取れば取るほど幸せになるのだ。
本書はそれを諄々と説いて、読者の目を啓いてくれる。
『80歳の壁』――80万部突破の実績はダテじゃないのである。
8月の文春新書
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- タイトル
- 老いるが勝ち!
- 著者名
- 和田秀樹
- 発売日
- 2024/08/20
- 作品紹介
- 齢を取れば取るほど人は幸せになる
人が最も幸せになるのは80歳を過ぎてから! そして、日本経済の立て直しのカギは高齢者にある。お年寄りを甘く見てはいけない。
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- タイトル
- 袴田事件
- 著者名
- 青柳雄介
- 発売日
- 2024/08/20
- 作品紹介
- 密着取材で浮かび上がる「袴田事件」再審の闘い
事件から58年を経てやり直し裁判がつづく袴田事件。密着取材を続けた著者が、姉や元裁判官の物語で長きにわたる再審の闘いを描く。
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- タイトル
- 世界を支配するアリの生存戦略
- 著者名
- 砂村栄力
- 発売日
- 2024/08/20
- 作品紹介
- 蟻の超群がやってくる! 小さな巨人の賢い知恵と驚異の生態
働き者のイメージは今や昔、日本にも脅威の迫る外来アリ。その繁殖力で知られるアルゼンチンアリの生態を異色のアリ研究者が描く。
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- タイトル
- アメリカの罠
- 著者名
- 大野和基 ユヴァル・ノア・ハラリ ジェフリー・サックス ジャック・アタリ ジョン・ボルトン ジム・ロジャーズ ポール・クルーグマン ポール・ダンス イアン・ブレマー
- 発売日
- 2024/08/20
- 作品紹介
- 大統領選後の世界はどうなる!? 世界の知性と考える
元側近ジョン・ボルトン曰く「独裁者のカモに」。投資家ジム・ロジャーズは「正しい主張も多い」。今後の世界を考えるための必読書。
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プレゼント
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『赤毛のアン論』松本侑子・著
ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。
応募期間 2024/11/20~2024/11/28 賞品 『赤毛のアン論』松本侑子・著 5名様 ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。