作品
名君あり、名臣あり、空前絶後の女帝あり。天地博大の中国の歴史空間を縦横無尽に描く珠玉の小説・随想集
『タンブス荘の人々』『掌で掬う人生』など円熟の極みを示す小説群に、老いや人生の上手なしまい方についての名エッセイを併録。
33歳の母、千恵さんが天に召され13年。父娘はいかに悲しみと向き合ったのか。感動を呼んだ『はなちゃんのみそ汁』からの10年。
東京は日本橋区の生れで、和菓子屋の九代目の長男。小林さんが出会った喜劇人や作家たち、映画を語る「週刊文春」連載の最終巻。
「銀ぶら」という言葉が生まれてから約百年。「伊東屋」「三笠会館」などの“名所”を巡り、現在までつながる銀座の魅力を伝える。
令和を迎えたネオ中年の私たち。今までのやり方を変えたり、手放したり。今の私にジャストサイズな、元気が湧き出る最新エッセイ集!
週刊文春の人気連載「宇垣総裁のマンガ党宣言!」を書籍化。宇垣美里が選りすぐった傑作マンガの数々を熱量たっぷりに評します。
『蝉しぐれ』『三屋清左衛門残日録』など、数々の名作を残した藤沢周平。いまなお多くの人々をひきつけるその魅力に迫る。
お茶の稽古に通う25年間の軌跡は本となり、さらには映画化され大反響を呼ぶ。映画作りを通して気づく、かけがえのない人生の物語。
人の世のあれこれをユーモアと哀惜をこめて描破! 文理横断の知性、あたたかい心性。寺田寅彦も脱帽!名随想の誕生です。
次々と魅力的な謎を生み出す作家の頭の中はどうなっているのか? 米澤穂信を形作った本たちを一気見せ。ミステリファン必携の一冊。
花の都から最後の晩餐を有する北都へ。法律家にして紀行家・健啖家・愛飲家の著者が二都を巡り、美とルネサンスの謎に挑む。
先人たちの葛藤や情念にあふれ、今も脈打っている。セカイや人生のあらゆる一瞬を哲学的にひもとく、縦横無尽の思索の書。
カミュ『ペスト』に描かれた大人の市民像から、国民を無気力化する政治まで――社会の病毒をえぐり、再生への道筋を示す真の処方箋!
「美しいキモノ」で長年編集者として携わってきた著者だから書けた着物文化史。銘仙、明石縮、江戸小紋、縞、大島紬、絞り、越後縮…
悪あがき空しくトランプは落選…。希望の再スタートかと思いきや今日も政治家、セレブの奇行は止まらない。この国の明日はどっちだ?
音楽シーンのトップを走り続ける桑田佳祐が「週刊文春」連載エッセイで初めて明かした自身の原点、憧れの音楽家、バンドへの情熱。
東日本大震災の直後、自ら車を運転して被災地に物資を届けた著者が、現地で出会い、知った日本人の姿と心。感動のノンフィクション。
日々映画と音楽を鑑賞し、似顔絵を描き、友達と語らう青春時代(17~19歳)の日記。前書きは平野レミさん、解説は三谷幸喜さん。
明治4年の『西国立志編』から平成28年の『コンビニ人間』まで――ベストセラーを通して、日本の近現代史を学ぶ最強の教養本!
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