クロコダイル・ティアーズ 雫井脩介

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2025年08月05日
ジャンルエンタメ・ミステリ
コード1679239700000000000T
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『クロコダイル・ティアーズ』(雫井脩介)

クロコダイル・ティアーズ 雫井脩介

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2025年08月05日
ジャンルエンタメ・ミステリ
コード1679239700000000000T

疑惑の女性を描いた直木賞候補作、文庫化!

【第168回直木三十五賞候補作、待望の文庫化!】

彼女の涙に、全員食われる――。

「素顔の見えない女」をめぐる、衝撃のサスペンス。

◆あらすじ
愛する息子が殺された。
犯人として逮捕されたのは、息子の妻・想代子の元恋人。彼は判決後「想代子に殺人を指示された」と発言する。

計画を企てたのは、嫁なのか。家族ゆえに問い質せない不信を前に、一家は疑心暗鬼の渦に呑まれていく。
ベストセラー作家が描く、究極のサスペンス。

解説・大矢博子

クロコダイル・ティアーズ
クロコダイル・ティアーズ
クロコダイル・ティアーズ

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担当編集者より

クロコダイル・ティアーズ――ワニが捕食中に涙を流す様子から転じて、偽善者が悲しみを装って流す涙、つまり「嘘泣き」を表す言葉です。本書の物語の中心にいるのは、夫が殺害されたと知っても、本当の感情を見せない謎の女・想代子。彼女が夫の遺体を前に落とした不自然な涙はのちに、「息子を殺したのはまさか」という大きな疑惑となって、想代子の舅姑を翻弄します。疑惑の女性は捕食者か、それとも罪なき残された妻か。第168回直木賞候補作にして究極の家族サスペンス、待望の文庫化です。

著者

雫井 脩介

一九六八年生まれ。愛知県出身。専修大学文学部卒業。二〇〇〇年、第四回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で作家デビュー。
〇四年に『犯人に告ぐ』がベストセラーに。同年の「週刊文春ミステリーベスト10」で第一位となり、第七回大藪春彦賞も受賞した。『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『検察側の罪人』『仮面同窓会』『望み』『引き抜き屋1鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2鹿子小穂の帰還』など映像化された作品多数。他の著書に『犯人に告ぐ2闇の蜃気楼』『犯人に告ぐ3紅の影』『霧をはらう』など。二〇二二年、『クロコダイル・ティアーズ』が直木賞候補となった。

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